http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/458.html
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広島被爆者・詩人の橋爪文さんが、小野俊一氏との対談の中で、
ABCC(原爆障害調査委員会)の二重カルテ疑惑について話されています。
「橋爪文さんの講和(90分)」 (院長の独り言 2015/4/1)
http://onodekita.sblo.jp/article/116024034.html
「20150329橋爪文さんの講演 ABCCの二重カルテ」 (Youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=uaSEf7pSDfo&feature=youtu.be&t=1h3m
橋爪さんは、ABCCは敬遠して検査には行ってもいないのに、頻繁に行って白血球等を測定したことに
なっていたそうです。しかも、当時は白血球数が2000台だったのに、5000-6000と正常な値が
書かれていたということです。
橋爪さんの幼なじみも、自分のカルテには、当時子どもであった自分が書けないようなABCCへの
感謝状が添付されおり、カルテは捏造だと言っているそうです。
また、この捏造疑惑について中国新聞に知らせたものの、取り上げてくれなかったということです。
正しいデータが記載された非公開のカルテと、改ざんされたデータを記載した公表用のカルテの2つが
存在することは、この証言からほぼ間違いないでしょう。
原子力ムラの連中は、ABCCのデータを金科玉条のように振りかざしますが、
全く信用ができないということです。
もともとABCC(原爆障害調査委員会)は、原爆の被ばく被害の調査とその隠蔽のために
米国が設置した機関です。
その活動は、データを取るだけで治療をしてくれないと被爆者には極めて不評でした。
ABCCは1975年に放射線影響研究所(放影研)に改組され、第3代理事長になったのが
ドクター御用こと重松逸造、そのあとを継いだのが長瀧重信・長崎大学名誉教授でした。
この2人は、笹川財団の後援でチェルノブイリ原発事故の調査をし、住民に健康被害はないとの
トンデモ報告書をまとめ、全世界から猛烈な非難を浴びました。
山下俊一、神谷研二など御用医学者のリーダーとして現在活躍している人は、
みなこの2人の"薫陶"を受けています。
原爆・原発による人体実験や被ばく被害の過小評価や隠蔽の伝統は、脈々と現在まで
受け継がれているのです。
福島医科大学は現在のABCCと言ってよいでしょう。
ここを始めとする福島の医療機関は、データの収集、被害の隠蔽こそが第一の目的であって、
患者の治療は二の次、三の次であることを忘れてはなりません。
当然のことながら、彼らもカルテは2つ用意しているでしょう。
異常ありませんよ、と言われても、とてもじゃないが信じられない。
きちんと治療したければ、御用医者のいる医療機関は避けるのが賢明です。
(関連情報)
「ABCCは何をしたか」 (広島の視線 2011/9/20)
http://blogs.yahoo.co.jp/mitokosei/26276180.html
「驚愕!御用医学者をさかのぼると、すぐに731部隊に行き着く」 (拙稿 2014/5/16)
http://www.asyura2.com/14/genpatu38/msg/205.html
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