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「松本人志も千原ジュニアも 芸人ら続々“ローカル回帰”の裏側」
(日刊ゲンダイ 2015/3/12)
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/157974/1
“地方分権”の波はテレビ界にも押し寄せている。
いわゆる「全国ネット」は日本全国で視聴できるテレビ番組をいい、業界内では「全国区」こそが花形といわれている。出演する芸能人や著名人にとっても、 日本全国に顔が知られることは名誉なことだろうが、最近は出演者や視聴者にその感覚が薄れ、都心から地方に向かっていく“逆流現象”が起こっているという。
そんな中、最近、ローカル番組で人気を博しているのが東海テレビ放送の「千原ジュニアのヘベレケ」。千原ジュニア(40)がゲストと名古屋の店を3軒ハシゴする番組で、ベロベロに酔った出演者の素顔と本音をさらす姿が人気となっている。
アシスタントに高橋真麻(33)、ゲストに坂上忍(47)やおのののか(23)など全国ネットと遜色ない面々が出演。番組では文字通り「ヘベレケ」に なったメンバーが下ネタや爆弾発言を連発。坂上が共演NG女優を言ったり、「最近いつエッチした? 俺は1月3日にしたよ!」と女性ゲストに詰め寄ったり、堀江貴文(42)に高橋が「(ライブドアのフジテレビ買収騒動で)あの時お給料めちゃくちゃ下がったんですよ!」と激怒するなどやりたい放題。これが 話題となり、「ユーチューブ」にアップされた放送リスト全9回の再生回数は250万回突破目前となっている。
「全国ネットで放送される番組は内容や発言の炎上やBPO入りを恐れた自主規制が年々ひどくなっている。その点、ローカルはまだゆるい。故やしきたかじんが自分の番組で全国ネットがやらないような話題や過激な発言を繰り返していたのが典型です。それが物議を醸しても、地方スポンサーは大目に見ることも多いので、捏造やヤラセの類いでなければ問題視されない。ギャラは安くても窮屈な東京キー局に見切りをつけてロー カルに居場所を見いだす芸人は多い」(テレビ関係者)
13年には岡村隆史(44)が19年ぶりの関西ローカルレギュラー「なるみ・岡村の過ぎるTV」(ABCテレビ系)をはじめ、昨年10月からはダウンタ ウンの松本人志(51)が21年ぶりに関西ローカルのレギュラー「松本家の休日」(ABC系)を持つなど、“里帰り”が急増中。テレビ界も東京一極集中時代が終わろうとしている。
-------(引用ここまで)--------
全国ネットは規制が厳しい、地方分権云々、もっともらしいことを言っていますが、
ずばり、芸能人も放射能汚染のひどい首都圏から脱出を始めたということでしょう。
芸能人にとって、全国ネットはひのき舞台、出世の象徴です。
仕事の数もギャラも地方局とは雲泥の差です。
全国ネットに見切りをつけて里帰りすることは、よほどの理由がない限りあり得ません。
自分や家族、仕事仲間の体調不良、老化・劣化、子育てに関する心配などが
引き金になっているのだと思われます。
(関連情報)
「タモリが語った“福岡移住と故郷への恩返し” (アサ芸)」 (拙稿 2014/10/8)
http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/595.html
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