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前回は放射能の遺伝子に対する影響を放射能がDNAに与える影響が詳しくわかります。(内容書き出し)・ecoさん、4153番さん、だからまだ避難する意味があるで考えましたが、よく言われている、自然放射線と人工放射線の違いというのは何であるのか、私も以前はよくわかっていなかったのですが、ここ、阿修羅掲示板においても、何故か過去にわかりやすい説明がされていないようです。 ですので、これを機会に是非、読者の方々にも、自然放射線と人工放射線の間の差異を知っていただくことで、今後の読者の皆さんの放射能に関するより正しい理解を深め、あなたの原子力に対するあるべき立ち位置へと導いてくれるものであると信じて止みません。 さらにこの視点における考察をすることで、甲状腺異常と放射能汚染との因果関係の科学的根拠も、得ることが出きると確信しています。 それでは以降の、市川定夫さんの、【放射能】自然放射線と人工放射線のちがい 動画(動画が既に削除されています。)書き起こしをしてくれていたみんな楽しくHappy♡がいい♪さんよりの文章をまずご覧ください。
「もと地球上には放射能がある」だから、「今、福島から出ている放射能だって大丈夫」
「低線量なら身体に良い」「放射能は怖くない」「100ミリシーベルトまでは問題ない」
このような話しを最近よく聞きます
本当なのでしょうか?・・・・・
【放射能】自然放射線と人工放射線のちがい
動画は既に削除されているので書き起こし部分を添付します。
市川定夫氏 微量放射線の遺伝的影響の研究で知られる
1958年京都大学卒、1963年京都大学大学院修了、農学博士。
1935−昭和後期-平成時代の放射線遺伝学者。
昭和10年12月7日生まれ。アメリカのブルックヘブン国立研究所研究員などをへて,昭和54年埼玉大教授となる。
ムラサキツユクサをもちいた微量放射線の遺伝的影響の研究でごく低線量でも生物に影響があることを証明。
大阪出身。京大卒。著作に「遺伝学と核時代」「新公害原論」など。
▼ 放射性物質半減期
ロジウム106 ( 29.8秒)
ヨウ素131 ( 8日)
コバルト60 ( 5 .3年)
ストロンチウム90 ( 28.8年)
セシウム137 ( 30.1年)
ラジウム226 (1,600年)
プルトニウム239 (24,000年)
ウラン234 (24万5千年)
ウラン235 (7億4百万年)
ウラン238 (44億7千万年)
市川定夫氏 微量放射線の遺伝的影響の研究で知られる
1958年京都大学卒、1963年京都大学大学院修了、農学博士。
ナレーション:
推進派は輸入食品に含まれる放射能や
原発が日常的に放出する放射能を、ことさら自然放射能と比較して見せる。
このような比較に意味はあるのだろうか?
人工放射能は蓄積するーセシウムの場合ー
その、カリウム40というのは、正しいカリウム、地球上に存在するカリウムのうちのほぼ10000分の1です
10000分の9999は放射能の無いカリウムなんですが、
10000分の1の割ででカリウム40というのがわいてきているんです
ただそれでも、10000分の1なんだけれども、皆さんが天然の放射能から受ける被ばくの
殆ど大部分はこれ(カリウム40)なんです
この次に多いのがラドンです
時々ラジウム温泉とかラドン温泉なんかに行かれると
そのラドンの被ばくがちょっと加わる
カリウムというのはいたずら者も混じっていますから
生物は、地球上に出た生物はカリウムに適応しています
いたずら者があるカリウムに。
カリウムはどんどん我々の身体に入ってくるけれど、どんどん出ていくんです
入るスピードと出るスピードが同じになっているんです
我々の体の中にカリウムを蓄える器官とか組織は全くない
植物にも無い、動物にも無い微生物にもありません
カリウムは皆さんご存知のように
窒素、リン酸、カリという3大肥料の一つで、絶対に必要なんですが、
どんどん取り込んでどんどん出して、循環させて利用するんです
それは何故かというと、こういういたずら者(カリウム40)が混じっていたから
カリウムをどんどん蓄える生物が進化の途中で現れたとしたら
その生物は被ばくが大きくなりますから、そういう生物は不利でしたから栄えなかった。
つまり、現在まで生き伸びているという事は
この地球上で不利な性質をもたなかったから、今生き延びている訳で
ですから、現在の生物が全てカリウムを蓄えないのはそういうことなのです。
さて、このセシウムというのには
残念なことながら天然のセシウムには放射能があるやつはないですが、
セシウムを原子炉の中で作りますと
カリウムと化学的性質が同族ですから、よく似ているんです
よく似ていますから、セシウムはどんどん入ってきます
残念ながら体の中にどんどん入ってくるんです
で、やはりカリウムと同じでどんどん出ていきます
しかし、問題なんです
我々の腎臓、物を排出する腎臓は、セシウムに対しては排出する能力がちょっと劣るんです
胃壁とか腸壁を通って入ってくる速さはカリウムと同じなんですが
出ていく速さが少し遅いんです
殆ど出ていくんですが、例えば100入るたびに1個は残る、100入るたびに1個は残るとやっていって
だんだんだんだん溜まっていくのがセシウム
ですから、、じわじわと時間をかけて増えていきます
ナレーション:
ラップランドの人達は事故から1年も経って体内のセシウム量が急激に上昇した
原発を推進される方々はいつもこれの比較
絶対にごまかされないでください
「人工放射線と自然放射線」の比較をして原発を推進する人はやるわけです
私達が本当に比較しなければならないのはこっちなんです
「人工放射性核種と自然放射性核種」
さっき言ったカリウム40といったものが、天然に昔からあったのです
そういう危険なものがあったら
全生物は蓄えない、という形で適応しているわけです。
生物の進化と適応の過程で遭遇してきたものに対しては、
それをくぐり抜けてきたものしか生き残っていないという形で、
結果としてね。
だから、こういうものは蓄えないという形で適応していて、
自然の放射性核種を濃縮して蓄えるという生物は一つもいません。
ところがヨウ素。
ヨウ素はさっき言ったように、天然のヨウ素は全部非放射性でしょ。
放射能の無いヨウ素だから
われわれ、生物は安心して植物も安心して何百万倍も濃縮したし、
人間は安心して甲状腺に集めて利用しているわけです。
安全だったからそういう性質は貴重な優れた性質になり得たわけです。
ところが、その安全だった元素に放射性の核種をつくったらダメなんです。
濃縮するものを考えてみますと、
いままでその元素には放射性がなかった、
そういう元素に放射性のものを作ったときに濃縮する。
セシウムも、天然のものはカリウムと一緒に入ってきても非放射性ですから、何も怖いことはない
勝手に入りなさい。ね、
ところが、放射性のセシウムを原子炉が作り出すものだから、
これも今言ったようにジワジワ蓄えられてしまう。
ストロンチウム90もそうです。
天然のストロンチウムは非放射性でカルシウムに性質が似ていて
カルシウムのあるところ(骨)にストロンチウムは全部いつでも入って来ます。
天然のストロンチウムが入ってきてもいっこうに構わないんです、非放射性ですから。
ところが原子炉の中で、ストロンチウム90とか、放射性のストロンチウムを作ると、
それが骨の中に入ってしまう。
ストロンチウム90の半減期は28年ですから、
0歳のときに骨の中に入っちゃう。ストロンチウム90がね、骨の中に入っちゃったら、
その人は28歳になっても半分残っているんです、骨の中に。
放射能はまだ半分残っていることになる。
中から被曝を与えいるんです。
ストロンチウムが入ると、白血病や骨髄癌にかかりやすいというのは、それなんです。
骨に入って至近距離から骨髄とかに放射線を照射しているわけですから。
これまでその元素に放射性がなかったものに、放射性のものを作ったときに、濃縮する。
それが人工放射能の濃縮。
いままで、天然の放射能に濃縮するものはないというのは適応の結果なんです。
ところが、我々が進化と適応の過程で一回も遭遇したことがない、
原子力が始まってから初めて出来たものに対して、我々はそういった適応を持っていないんです。
昔は、人工放射能と自然放射能は同じようなものだと考えられていた時が一時期あったんです。
私もそう習ってきたしそう思っていた。
なぜなら、ウランの核分裂の結果できる人工放射性核種も出す放射線はα線かβ線かγ線なんです。
天然にある放射線もα線かβ線かγ線なんです。
出す放射線は同じなんです。
ウランの分裂の結果できるものも。天然にある物も。出す放射線は同じなんです。
放射能というのは放射線を出す能力で、
最終的に我々生物の細胞に傷をつけるのは放射線ですから、
放射線が同じなら人工でも自然でも同じじゃないかと昔は考えていた。
ところがそれは間違っている。
挙動の違いがあったわけです。
濃縮するかしないかという。
それがわかった後なのに、
推進派は今度「人工放射性核種と自然放射性核種」がダメとなって
わざと
「人工放射線と自然放射線」へ持っていく…
放射線の問題にしていく。
人工の放射線でも例えば医療の放射線を出してきたり、
天然に宇宙から飛んできている放射線も、放射線は放射線で皆さん傷つけているんですよ、
人工にも自然にも差はありませんよ、と。
放射線を取り上げたら差はありません。ここには差はないんです。
だけど放射線が同じか違うかではなかったんです。
放射線を出す能力を持った放射性核種が、我々の中で蓄積するかしないかの違いなんです。
ナレーション:
人工放射能は体内に濃縮・蓄積する
自然放射能は体内に濃縮・蓄積しない
ヨウ素131やセシウム137、ストロンチウム90といった人工放射能(人工放射性核種)は、
生体内に濃縮・蓄積し、生物がこれまで適応してきた自然放射能とは比較できない影響を人体に及ぼす。
「自然放射線と人工放射線の違い」市川定夫氏(内容書き出し) みんな楽しくHappy♡がいい♪
地球が誕生したのはおよそ41億年前、その後生命が地球に出現したと考えられているのが38億年前、人類の始祖の登場は6500万年前だそうです。 その途方もなく長い間をかけて生物は、自然放射能核種を体内に貯留することのないように進化し生き残ってきました。 だから地球上の生物は、自然放射能核種による放射能の遺伝子という生命根源の情報への攻撃を避けることができたのでしょう。
その状況を1945年、原子力爆弾の実用化以降一変させ、たった70年で世界中に、それまで地球上に存在しなかった人工放射能核種をばらまき、あらゆる生物に対してその体内に放射能を貯留、蓄積させる機会を作ってしまいました。 これは、言い方を変えれば、原子力という核分裂システムがあらゆる生物の遺伝子情報を傷つけたり、突然変異をもたらしたりすることでそれらの種の絶滅をも導く可能性を惹起してしまった、ともいえることでしょう。
地球上に思考できる種は人類以外に存在しないのであれば、以上のようなことを科学的に理解したなら、そういう、多くの種にとってその存亡の危機を招いてしまうおそれのあるような技術を止めようとするのが当たり前のことなのではないのでしょうか。
また、この市川さんの説明は、現在の日本における甲状腺異常は、放射能以外に直接的に甲状腺に対して悪影響を及ぼす物質の存在が考えにくい以上、そして天然のヨウ素が全て非放射性であるならば、人工放射性ヨウ素を蓄積し、濃縮した結果の異常に他ならないと考えるのが妥当で、甲状腺異常がその地域における放射能汚染の指標であるという論理的説明に足るのではないのでしょうか。
このように、地球上の生物種全てにとってつい最近まで未体験だった、百種以上の人工放射能核種の体内濃縮は、たとえそれが分子レベルの微量であっても如何に危険性が高いのかは、放射能は、距離に二乗した反比例の弧を描いて減衰していくのですが、逆にこれは、体内のどこかで接地しているような状況は、距離が極限までゼロに近いのでその付近の数十個、数千個単位の細胞が受ける放射能の影響は非常に大きいことが思考できるでしょう。 そしてさらにたちの悪いのは、元々の濃縮されたウラン燃料のもつ放射能の総量が、その原子力の分裂を利用した発電によって約1億倍の人工放射能としての合計になってしまうという事実もあります。 原子力発電の通常運転によってさえ、元の濃縮ウラン燃料棒の一億倍相当の人工放射能を環境に拡散してしまう。。。
どうですか読者の皆さん、アトピー性皮膚炎やスギ花粉症等のアレルギー疾患の出現と多くの核実験、世界に点在する原発の通常運転、スリーマイル島、チェルノブイリ原発事故等によって既に環境中に大量にばら撒かれた人工放射能との因果関係も疑われる、フクイチ事故で今も続く大量の人工放射能の暴露は、人類を含む生物全てに、さらなる遺伝子異常、突然変異によってその絶滅をもたらす可能性すら十分考えられることでしょう。 このような原子力発電という、災厄をまだ受け入れ続けますか。
事ここに至っても、IAEAやOECD諸国、途上国の一部が今後とも原子力を利用しつづけたいといいます。 多くの種を滅ぼしてしまう可能性のある技術はもはや技術などとは呼べないのではないのでしょうか。 地球の頂点に立つ種が自身や他種を破壊しつづけているだけの現状こそ、カルトなのではないのでしょうか。 一人間として本当に恥ずかしい。 それこそ、神をも恐れぬ行為を未だ推し進めようとする一部である朝敵、安倍政権。。。それに日本一の人口密集地、首都圏の放射能汚染もひどいとか、駅や電車内での急病人が激増中とか、私は私たちの遺伝子が人工放射能核種の体内貯留によって傷つけられていないかを心底憂いでいます。
「自然放射線と人工放射線の違い」市川定夫氏からわかる放射能の体内貯留と甲状腺異常がその地域の放射能汚染を示す証拠の根拠
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