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「日本と原発」河合弘之弁護士・監督が語る
https://www.youtube.com/watch?v=VOsEPgjSkzU
日本と原発
http://www.nihontogenpatsu.com/
弁護士が2年間かけて撮影したドキュメンタリー映画「日本と原発」とは
「本はなかなか皆さんに読んでもらえない。
訴訟だけやってても国民に浸透しない。
国民に原発の危険性を浸透させるにはどうしたらいいだろうか
と考えて、ビジュアルだと思いついたのが二年半前。
映画を創ってやろうと思ったが、原子力ムラの影響が強かった。
僕はずっと裁判やってきたし、市民運動もやってきたけど
本も書いたけど、イマイチ一般の人に伝わらないんですよね。
二時間ちょっと観たら原発の全てが分かる、
そういう映画を創ったら皆観てくれるんじゃないかって」
著名な映画監督に依頼するも「名前は出せない」と断られ、
別の監督を紹介されたが一年で降板した。
「要するに原子力ムラなんだよ。
映画界っても原子力ムラの一部ですから殆どが。
少なくとも原子力ムラに非常に遠慮する社会の一部なんですね。
僕がしょうがない直接監督やろうと。
(映画の資金集めは)全然無理だった。
大きい組織には必ず電力関係者が入っている。
原子力ムラと闘うとはそういうことなんです」
結局映画制作費約5000万円は自費
「日本の経済の6、7割を占めてる。
政治も経済も文化も官界も全部を支配している。
直接利益を得ない人達も会社も
その勢力に遠慮するんですよ。
だから原発は扱わないんですよ」
「日本の歴史上、最悪、最大の事故を起こした責任を
誰もとっていないし、誰も責任追及をしていない。
これ、異常なことですよ」
「一人でも多くの日本国民の人に、
原発は本当に危険なんだ、
止めなきゃいけないんだということを
確信を持っていただくために創りました。
この国を大事にしたい、この国を美しいまま後世に渡したい、
これが私の行動を衝き動かす原点です」
『僕は原発維持派なんですけど』という人も、
『感情ではなくてファクトを積み上げてる』
という感想を述べていた。
津田大介氏は、
「煽り気味の脱原発映画なのかなと思ったら、最後まで抑制されていた。
これって視聴者が陪審員になっているという気がした。
裁判官に対してどう説得するのか、
それが分かり易さに繋がっていて
観終わった時に弁護士の河合さんだから撮れた映画だと思った」
河合氏は、
「僕は一つの目的として裁判所に証拠として提出したいと思った。
裁判官に、まず全体をつかんで頂いて、
入門から最近の問題点までを二時間で理解して貰える、
そういうものを創りたい。
それも裁判官が納得してくれるものを創りたい」
「初めは広く薄く制作費を集めようとした。
主婦の集まり、生協とか、制作に協力したいという申し出があった。
初めは『是非創りましょう』と順調だったが、
その内、『会員の中に東電の職員とか下請けの人がいて、
会を辞めると言われたので降ろして下さい』
原子力ムラとそれに気兼ねする広い社会層があるんですよ。
遠慮する所も入れると日本の95%くらいは原子力ムラに組み込み済み。
それくらい強大な利権構造。
これを何とかしないと日本は良い国にならない」
大飯原発運転差し止め判決とこの映画を
訴訟審議中の各裁判所に提出
「映画を観てから分厚い資料を見れば焦点が分かる」
「目先のお金に惑わされてはいけないという確信を持つこと」
制作の舞台裏の裏話が特に面白かったので、
是非、この46分の映像を観て頂きたい。
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