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高浜原発3、4号機の審査書について意見を交わした福井県原子力安全専門委員会=6日、福井県庁
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/65746.html
2015年3月7日午前7時00分
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働をめぐり、県原子力安全専門委員会は6日、県庁で会合を開き、本格的に安全性の検証を始めた。新規制基準に適合しているとする「審査書」の内容について委員10人が原子力規制庁の担当者から説明を受けた。中川英之委員長は終了後、「(審査書の決定自体は)問題ない」と一定の評価を示した上で、安全対策が実際に行われているかどうかを今後、現地調査などで確認していくとした。
この日は、規制庁の小山田巧・地域原子力規制総括調整官らが重大事故の発生を想定した対策などを説明した。今後の審査や検査の進め方にも触れた。
委員からは、耐震設計の目安となる地震の揺れ「基準地震動」を最大加速度700ガルとした点に関し、将来発生する地震などの新たな知見をどうフィードバックするかについて質問が出た。2012年の大飯3、4号機(同県おおい町)の再稼働の判断に当たり、経済産業省の旧原子力安全・保安院がまとめた30項目の安全対策と現在の新規制基準の関係性について詳細な説明を求める意見もあった。
現在、工事計画や保安規定といった残りの審査が行われている段階で、専門委では今後、審査の進ちょく状況をみながら内容を検証していく。中川委員長は「最終的に現場の状況をきちんと確認することが非常に重要」と強調した。規制庁に対しては「将来的には使用前検査や事業者の検査時だけでなく、規制側の人間が日常的に点検していくような体制が必要」と指摘。事故時の制圧体制に関しても規制側が責任を持って積極的に現場で対応するよう求めた。
専門委は原発について独立的、専門的な立場から技術的な評価や検討を行う。西川一誠知事は高浜3、4号機の再稼働に向けた地元同意の判断材料の一つに専門委の助言を挙げている。
関電は2013年7月に高浜原発3、4号機の審査を申請。規制委の指摘を受けて地震や津波の想定を見直し、安全対策工事を行った。規制委が今年2月12日に審査書を決定し、安全審査に合格した。
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