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福島第一原発4号機 冷却系の水抜き作業で漏洩、1万2000ベクレルのセシウム濃度、東電は「汚染水ではない」と平然(FGW)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=50296
2月 28th, 2015 Finance GreenWatch
東京電力によると、27日午前11時過ぎ、福島第一原発4号機のタービン建屋1階南側エリアで漏えい検知器が動作した。漏洩した自らは、1g当たり1万2200ベクレルのセシウムが検出された。
東電は、漏洩した水は、タービン建屋補機冷却系の水抜き作業の際に漏れたもので、漏えい範囲は、約20m×6m×深さ最大約1cmだった。東電の測定ではセシウム134が2,500Bq/L、同137が 8,700Bq/Lで、合計1万2200ベクレルの濃度を検出した。
しかし、東電は「この値は、タービン建屋滞留水と比較して低い値であることを確認」として、漏洩自体も水抜き作業に起因するものであり、「汚染水ではない」と説明している。つまり、1万2200ベクレルのセシウム値よりも、周辺の汚染水濃度のほうが高いので、漏れた水は「汚染水」ではない、との説明である。しかし、1万ベクレルを超える濃度が汚染ではないとの認識は、東電が「汚染慣れ」しているとしか言いようがない。
こうした感覚だから、1-4号機の山側を通る排水溝で、1年以上も汚染水を放置、海洋流出させていた問題も、「濃度が低いから公表しなくてもいい」との判断になったのではないだろうか。同排水溝は隠蔽が発覚後の測定でも、3万ベクレルのセシウムが検出されている。東電にすれば、この程度は汚染水ではない、ということか。
やはり、事故を起こした東電に放射能の測定・管理を任せたままの現体制では、恣意的なデータの管理を排除することはできないと言わざるを得ない。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2015/images/handouts_150227_06-j.pdf
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