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岸田首相が一変、食い気味に挙手、机叩きいら立ち隠せず…淡々と進んだ政倫審で野田元首相が放ったひと言は/東京新聞
2024年2月29日 21時37分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/312298?rct=politics
29日の衆院政治倫理審査会(政倫審)で、1985年の設置以来、現職首相として初めて出席した岸田文雄首相は「説明責任を果たす」と語った。だが、内容はこれまでの国会答弁をなぞる程度。なぜ自民党派閥がこぞって多額の裏金を作ったのか―。この疑問の解消には程遠かった。(我那覇圭、加藤健太、山口登史)
開始7分前、岸田首相は会場の衆院第5委員室へ。カメラのフラッシュを浴び、入り口で同行者から書類の束を受け取ると、まっすぐ前を向いて入った。
◆「フルオープン」なのに報道陣16人に制限
首相が「マスコミフルオープン」とアピールしテレビ中継もあるのに、入室できる報道関係者を16人に制限。予算委に使われる第1委員室より狭く、入り口付近は記者らでごったがえした。午後2時、政倫審の田中和徳会長(自民党)の「これより」の声とともに扉が閉められた。
「不適切な会計処理が指摘され、政治不信を招いている。自民党総裁としておわび申し上げる」。首相は目をしばたたかせ、時折、手元のメモを見て経緯を説明。その後の質疑は、時にやじが飛び交う予算委などと異なり、淡々と進んだ。
◆「説明責任果たせないのは首相の指導力の問題」
雰囲気が変わったのは、立憲民主党の野田佳彦元首相への答弁。裏金事件で説明責任を果たせていないのは「首相の指導力の問題だ」との指摘に、首相は質問が終わるかどうかのタイミングで挙手し、発言を求めた。
そして2009年7月、立民の源流となる民主党の鳩山由紀夫代表(当時)が政倫審を欠席した事例に言及。「出席も形式も本人の意思を尊重するものだ」と語気を強めると、いら立ちを示すように右手で机を小刻みにたたいた。
◆「現職首相の出席は激レアですよ」に参観者も関心
同じ頃、委員室の外には国会参観の人たちの姿も。衛視が「あそこの部屋でやっています。現職首相の出席は初めてで、激レアですよ」と伝えると、参観者からは「へぇ〜」と声が上がった。
午後3時28分、予定より2分早く審議が終わり、首相は硬い表情で委員室を後にした。続いて二階派事務総長の武田良太氏への質疑があり、政倫審は約3時間で終了した。
閉会後、傍聴や会議録閲覧を原則制限している政倫審のルールの在り方を記者団に問われた田中氏は「関係議員で協議し、より国民の期待に応えるための努力をすべきだと思う」と語った。
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