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岸田首相「リアリズム軍拡外交」の危険度…“まだらボケ”バイデン大統領が絶賛した真意とは/日刊ゲンダイ
公開日:2023/07/15 06:00 更新日:2023/07/15 06:00
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/326031
加齢による認知機能の衰えが指摘されている米国のバイデン大統領が、またやらかした。
リトアニアで開かれたG7とウクライナとの首脳会議後の演説で、ゼレンスキー大統領をロシアのプーチン大統領のファーストネーム「ウラジーミル」と呼んで会場をザワつかせた後、「アドリブ」と断りを入れて岸田首相を絶賛。その意図をめぐって臆測が広がっている。
首脳らが並び立つ中、バイデン大統領は意気揚々とスピーチ開始。冒頭「台本になかったことから話させてもらう」と切り出し、右隣の岸田首相の方を向いて「欧州でも米国でも、彼が立ち上がり、ウクライナを支援し、日本の防衛費を増額すると思っていた人はほとんどいなかった」と語りかけた。「彼は日本を強化した」「改めて公の場で感謝したい」と持ち上げた。
■防衛費倍増を暴露され…
しかし、岸田首相にとって防衛費倍増ネタは鬼門だ。
というのも、バイデン大統領は来年の大統領選に向けた先月下旬の集会で「広島を含めて3回、日本の指導者と会った。彼(岸田首相)を説得し、彼自身も何か違うことをしなければならないと考えた。日本は飛躍的に防衛費を増やした」と発言。米国に隷従して防衛費を増やしたと暴露したのである。
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