2016/02/06 20:22:48 アサンジ氏の解放が目前か?国連委員会が同氏の解放と賠償金を認める判断 http://s.ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12125801365.html
テーマ:メディア いいね!(63) コメント(3) ジュリアン・アサンジは専断的に拘束されており、自由と賠償金を受ける資格がある:国連委員会の判断 UN panel rules Julian Assange arbitrarily detained, entitled to liberty & compensation 2月5日【RT】https://www.rt.com/news/331371-assange-arbitrarily-detained-un/ より翻訳 ウィキリークス(WikiLeaks)の創設者ジュリアン・アサンジ氏がロンドン市内のエクアドル大使館内に「専断的に拘留されている」との判決を下し、英国およびスウェーデンに対してアサンジ氏の自由を剥奪すること を停止するよう要求している。 「専断的拘留対策委員会(仮訳、略称WGAD)は、スウェーデンおよびイギリス政府から恣意的に身柄を拘留されていると認めた」と声明文で明らかにし、アサンジ氏は「移動の自由と賠償金を受け取る権利がある」という結論を下している。 「アサンジ氏は、まずロンドンのワンズワース刑務所に拘留され、その後は自宅監禁、そしてエクアドール大使館での監禁と異なる形式の自由の剥奪の対象とされてきた、と同対策委員会は判断した」 UN announces that Julian Assange is unlawfully detained https://t.co/C5moqbA9an More: https://t.co/Mb6gXlz7QS pic.twitter.com/iKWnyUS8LB ― WikiLeaks (@wikileaks) 2016, 2月 5 (画像 アサンジ氏が恣意的に拘留されたことをアピールする国連人権委員会のページより) アサンジ氏は「拘留の第一段階期間中に隔離拘禁」されたため、「専断的」な拘留を受けたと同委員会は述べている。また、スウェーデンの検察が捜査段階で「積極性に欠けていた」ことが原因で、「アサンジ氏の拘留期間が長期化した」としている。
国連の同委員会はまた、イギリスおよびスウェーデンの両政府に対し、ウィキリークスの創設者のおかれた「状況を評価」し、「彼の安全と身体に関する権利を保証」し、さらに「彼が便宜的な形式で移動する自由の権利を行使できるよう促す」ことを要求している。 専門家の結論:「同委員会ではまた、拘留は終了させられるべきであるとみなした」 しかしイギリス当局は、イギリス政府は彼をスウェーデンに送還する法的義務を負うと述べ、国連の委員会によるアサンジ氏に対する判断を拒否。 英国政府広報官:「この判断によって、何も変化はしません。ジュリアン・アサンジが専断的拘留の被害者であるというあらゆる主張は、私たちは完全に拒否します。すでにイギリス政府は、同対策委員会の意見に対して公式に異議を唱えることになると国連に明確に伝えています」 同広報官によれば、アサンジ氏は「実際のところ、エクアドル大使館内に滞在し続けることを選択することによって、合法的な逮捕を自発的に避けている」としている。スウェーデン政府は、例えば不在中の拘留などの初期捜査に関する決定は、独立した司法機関によって行われたと述べている。 Julian Assange detention - by the numbers pic.twitter.com/v4sdSNqnXv ― WikiLeaks (@wikileaks) 2016, 2月 5 (ウィキリークスのツイッター:アサンジ氏の拘留に関するデータ一覧) 2014年9月に、ウィキリークスの創設者はスウェーデンおよびイギリス政府に対する訴えを国連の専断的拘留対策委員会に起こした。アサンジはスウェーデンでは、2010年に二人の女性に対して起こされたとされている性的暴行について尋問を受けることを求めていたが、彼はその容疑を否認している。
アサンジ氏は自らがスウェーデンに行った場合、機密の資料を公開した件に関して裁判に出頭せざるをえなくなることを恐れていると発言している。しかしスウェーデン政府は、アサンジ氏の予想通りにはならないことを保証するのは拒否しているのである。 スウェーデンの検察官は8月、2件の性的暴行および1件の違法な強制に対する申立に関する捜査について出訴期限が切れたため却下するだろうと発言した。強姦に対する1件の未解決の容疑は未だに残っており、この件に関してはアサンジ氏は尋問を受けることになる。 国際連合人権高等弁務官事務所(OHCHR)職員のクリストフ・ペシュ氏は木曜、国連委員会がある人物の権利が侵害された場合、「その決定は間接的ではあるが、関係当局および国家に対する法的拘束力を有する」と発言。 (画像 アサンジ氏の解放を求めるデモの様子 https://twitter.com/RT_com/status/695531666522112000 ) 専断的拘留対策委員会の判断は、「市民的および政治的権利に関する国際規約(国際人権B規約、ICCPR)」などの国際人権法が認める範囲内で法的拘束力がある。その判断が有する法的拘束性は、訴訟当事国の参加、事実認定の敵対的な性質、そして国連人権理事会が専断的拘留対策委員会に与えた権限から派生している。
(翻訳終了)
**** 【コメント】 現時点では、アサンジ氏は依然としてエクアドル大使館内で、国連からの上記発表を裏付ける公式文書が届くのを待っている状態です。 そしてソーシャルメディア上では、一般市民が国連委員会の判断に対するイギリス・スウェーデンの両政府の対応(拒否)に対する批判が盛り上がっています。 ロシアが同じことをしたとしたら、イギリス政府などはすごく批判しそうですしね。どっちがアウトローなんだか。 https://www.rt.com/news/331428-un-assange-twitter-reaction/
さらに最新のニュースでは、2013年6月の時点で、アサンジ氏の身柄をアメリカに輸送する目的のアメリカの航空機がコペンハーゲンに待機していた、ということをデンマークが公式に発表し、本文中のアサンジ氏の推測を裏付ける形になっています。
https://www.rt.com/news/331409-denmark-confirms-plane-snowden/
何年もずっとロンドンのエクアドル大使館内に幽閉され、一時はアサンジ氏の健康状態が芳しくない(肺炎など)という噂もありました。
国民が困るような情報漏えいは問題ですが、情報を漏洩することでそれによって政府が糾弾を受けるような性質の情報に関しては、漏洩した側の人間よりも、そのような行動を行った組織により高い犯罪性を感じます。 【関連記事】
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