http://www.asyura2.com/15/cult15/msg/583.html
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2016年。
アメリカでは次期大統領候補たちが差し迫った決戦の日を向けてスパートをかけている。
私は昨夏においてすでに「本命はヒラリー、勝てるとしたらトランプ」と断言しているが、実際に現在の人気レースはそうなってきている。
http://www.asyura2.com/15/cult14/msg/865.html
ヒラリーの圧倒的有利は動かすことのできない事実であるが、トランプは猛全と追い上げをかけ共和党内の最有力にまであがってきている。
世の中には、この歴然とした現実の答えを一切無視して自説を押し通そうと必死な困り人がいる。
ベンジャミン・フルフォードである。
彼は「ヒラリーは既に民主党内の候補者サンダースに逆転されており、2016年1月現在、その差は開くに開いて倍ほどの得票がサンダースに予想されている。」と言ってヒラリーに分が無いことを断言した。実際にはそんなことは限られた地域でしか起こっていない話であり、全くの作り話である。ヒラリー有利は明白な事実なのだ。
フルフォードはソースを語ることもなく、さらにヒラリー当選の可能性を否定する。「ヒラリー逮捕は既に決定しています。大統領になることは絶対ありえません」
逮捕状が出ていない人間に逮捕を宣告できるのは、天才バカボンにでてくる巡査さんだけだと思っていたら、なんと日本在住のカナダ人にもそれは許されているようである。
ヒラリー・クリントンのEメール環境に、他国から情報詐取の試みがされたことでFBIが動き出したこと、ヒラリーが使用していたインターネット・セキュリティーが国家機密を扱うに十分な保護を受けていなかったこと、それらでもって次期大統領最右翼のヒラリーがしょっぴかれることなどありえない話である。ありえない事を期待するがあまり、ありえない情報を捏造して信者に押し付けるのがフルフォードのジャーナリズムの常道である。
フルフォードは他に、日本の実権は既にアメリカ軍に掌握されているといい、その証拠として近いうちに日本がAIIBに参入することが発表されると発言している。なんだか「風が吹いたら山本太郎がヘリコプターで総連に突っ込む」みたいに意味不明だが、フルフォードくらいの雲の上の人物になると、そんな非常識な未来も見通してしまえるのだろう。
2016年は革命の年であり、それを締めくくる出来事としてフルフォードは檻の中と外の入れかわりが起こると予言。現在、アメリカの刑務所に収監された麻薬犯は全てでっちあげによる偽犯罪者であり、彼らが放免されるかわりにユダヤ人が収容されることで一件落着なのだそうだ。我々が捕まえてほしいのはヒラリー・クリントンでも、ユダヤ人でもなく、奇天烈な発言を垂れ流して騒乱を巻き起こそうとしている精神の不自由な自称ジャーナリストではないだろうか。
それにしてもベンジャミン・フルフォード、きもちよく顎鬚&長髪のいで立ちからはオサラバしたようである。しかし、きれいさっぱりしたらそこにいるのはアーミテージも真っ青なデブだった。不規則な食生活から投槍な性生活から・・・・・怠惰な日常生活の全てがそこに露呈されている。「このタヌキ野郎」とでも言ってやるしかなないな。
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