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シリア内線による犠牲者は、分かっているだけで30万人と言われている。様々な報道により、あたかもその加害はIS(ダーイッシュ)をはじめとするテロリストの仕業と言われているが、実態は違う。
中東情勢に詳しいジャーナリストは、一般的な報道を鵜呑みにすることに警戒感をあらわにしていて、EUに亡命するおびただしい人々が世界中の報道機関で取り上げられるようになり、改めてシリア国内の実態を詳報するようになった。
曰く、シリア内線の犠牲者の大半(一説には28万人)は、シリア政府による無差別爆撃によって亡くなっているのだ。勿論、シリア政府にそのような軍備備蓄は無く、他国から支援を受けている。それがロシアである。ロシアがシリア政府を支援する目的は単純明快で、中東情勢に覇権を拡大すること以上のものではなく、微妙にウクライナ情勢とも絡んでいる。
元々、ISが執拗なゲリラ活動を行えるのは、サウジアラビアをはじめとする中東各国のスンナ派の支援を受けているからだ。その遠因には中国もいると言われている。数か国を経由して武器供与や金銭供与を行いながら、シリア内線が終息した後、シリアとイラクの石油を手にしようと画策しているのである。
バカコシミズはそのような実態を知りもしないから、ロシアのラヴロフ外相の意見を取り上げ、相変わらずプーチンはホワイトナイトであるかのように言う。仮にもジャーナリストになりたいなら、コシミズ自身の分析が如何に滑稽な幼稚な論理かは理解していなければいけないのだが、相も変わらず思い付きでしか物が言えない。
アメリカをはじめとするEU各国がシリアとイラクのIS掃討作戦を行っているのは、シリア政府の背後に暗躍するロシアや、ISを陰ながら支援している中東各国に対抗している自由シリア軍を支援する目的である。自由シリア軍はアサド政権が行ってきた独裁政権を批判する目的でゲリラ活動を行ってきたが、ISが言う欧米諸国がシリア国内情勢を複雑化させたという意見に対しては、今更オスマン帝国の復興など現実的ではないと主張しているのだ。ISの場合、イスラームの教えを曲解して原理主義に走っていることは、以前から筆者が指摘してきた。しかも、過去に類例が無いほどの残虐行為でごり押ししようとしている。ISやアルカイダの動きは、母国を持たないクルド人にも影響を与えており、それに激怒してISと対峙しているのがYPGである。
これも何度も書いてきたが、複雑化している中東のイスラム教圏内の派閥争いや民族紛争を軽軽に他国が関与することは決していい結果を生むとはいいがたい。ただし、無差別に他国民を殺戮するような行為には、徹底した対処が求められるのも事実であって、2010頃まではEU諸国もアメリカも辛抱強くアサド政権を説得してきたのだが、アサドは耳を貸すどころか次第に国内の反政府組織への弾圧を行うようになった。筆者はその頃から背後にロシアが暗躍していたと見ている。プーチンの宿願とも言えるのが、強いロシアの復興なのだ。そのきっかけにシリアは利用されているに過ぎない。
また、アジアの覇権と先進国の仲間入りを切望する中国が別の形で問題を複雑化させているのだ。
国際情勢の中で、非常に危うい状況をかろうじて均衡してきたのが、EU諸国でありアメリカだったのだが、それらの国々は国力の低下(国内経済の不安定さ)に伴い、発言力を失ってきた。ロシアにしても中国にしても危うい国内問題を抱えているにも関わらず、手を出さなくてもいい問題に必要以上に口出ししたり金を出したり武器を供与するものだから、各国から総スカンを喰らう結果を生んでいるのであって、ロシアにしても中国にしても国家として醸成されていない未熟さを露呈している。
筆者がこのような点を繰り返し取り上げ、バカコシミズが如何にバカかを詳説するのは、コシミズのようなアホが無知な人々を篭絡する危険性を言っているだけである。
先のJR路線で繰り返し行われた放火騒ぎについても、「あれはプロの仕業であって、CIAや北朝鮮が行っている」などと、夢物語にしてもウソも甚だしい。どこをどう捻くったらそのような妄想に行き着くのだろうか。そのウソを真に受けてあれこれコメントを送ってくる信者も教祖と同列以外の何物でもない。
また、アメリカの巨大金融市場で行われているデリバティブ取引を取り上げ、天文学的な数字が金融市場で動いているが、それが9月か10月には破綻すると言っている。しかもその原油市場なり金融市場で動いている仮想空間での金融の動きに関して、日本経済新聞が取り上げないからユダヤ金融資本が報道をさせていないと言う。やはりコシミズはアホなのか?それともバカなのか?知りもしないことをよくもまあ書くものだ。しかもその情報源が得たいの知れないブロガーのブログ記事なのである。金融工学の研究と分析は日本の経済学者でも頭を悩ます問題である。コシミズのようなブロガーが語るレベルの話ではない。
前述のシリア問題に関して言えば、何でもアメリカのユダヤ人は大イスラエル帝国の復興のためにISを使ってシリアやイラクの現政権を倒すことを目的としていて、しかもその計略をプーチンが知っていて、対抗手段としてシリア政府を支援しているそうだ。読者諸氏よ、笑ってはいけない。どのように問題をこねくり回したらそのような結論になるのだろう。以前からコシミズはバカでアホだと分かってはいたが、もはや開いた口が塞がらない。オメデタイにも程がある。
中国が原油先物の市場を開いたのも、基軸通貨であるドルから人民元に切り替えるよう、世界の人々に訴える手段なのだそうだ。おいおい、IMFもFRBもECBも再三にわたって人民元のうさん臭さを指摘しているのを知らんのか?誰も人民元なんか必要としていない。人民元の使用が公式に認められているのは中国国内とジンバブエだけだ。ジンバブエは先ごろ、ジンバブエドルを正式に1USドル=3.5京ジンバブエドルと発表したばかりだ。そう書くと「日本円も日本とジンバブエでしか公式通貨として認められていない!」と知ったかぶりをするのがコシミズ信者である。アホか。日本円はIMF、ECB、FRBで国際通貨として認められている4種類の通貨の一つという国際的に絶対的な信任を得ているんだぞ。加えて言うなら、人民元の実際の価値は、1USドルベースで見ると現在の通貨取引額の10の1くらいの安物だと言われている。中国政府が必至に通貨防衛を図ろうとも、強引な通貨切り下げを行おうとも、投機筋は一気に中国から撤退するだろう。犠牲になったのは中国国民だけである。
再三にわたってこれも筆者が書いてきたが、改めて書いておくと、コシミズのような反日カルト思想の持主は、何が何でも日本が破綻してくれなければいけないのである。そうなってくれないと、過去の自分の主張が真っ向から否定されることが怖いだけなのだ。だから、誰が考えても意味不明な主張を繰り返して、ごり押しでご都合主義な主張を繰り返し、屁理屈を言うしか能が無いのである。
表題の疑問については、「そうです、ご都合主義なんです」というのが正答である。
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