そんなに自由自在に好きな国で、ポケットから水爆を取り出してドカーンとやれるような
人間はいない。いればそれは神だろう。神にさからうな、アホ。

独立党やコシミズシンパには日本語の読み書きが出来ない連中が多い・・・という世間の評判を、ここで再掲する必要は無いだろう。
筆者は輿水正のような人種差別主義者でも（中国の）国粋主義者でもないので、読者がどれほど学力が低かろうと、どれほど主義主張が無知から生まれていようと、相手の程度に合わせていくことに努力している。
かつて哲学のイロハを教えていただいた某教授は、自著をその教科書とし、２年間で僅か１５ページしか進まないという講義を行いながら、筆者に哲学することの大切さを教えてくださった。記憶に頼る日本の教育制度に警鐘を鳴らし、自ら思考する（哲学する）ことの大切さを、『我と汝』のマルティン・ブーバー宜しく、徹底して考察していただいた。
筆者は、とつとつと話しぼそぼそとしか聞こえない声で学生に「寝ろ〜、寝ろ〜」と魔術をかけてくる教授に負けるのが嫌だったので、講義の時には毎回、最前列に着座していた。それでも教授の呪詛のような呪いの講義には勝てず、三分の一はウトウトしてしまったと思う。
たった一度だけ、教科書で頭をシバかれたことがあり、教室は爆笑の嵐であったが、ビックリして目覚めた私を少し悲しい目差しで見ていた教授のやさしい目を忘れることは出来ない。お亡くなりになったと知った時、何故か少しだけ涙が出た。
その○○先生の教えの中で、たった一つだけ覚えているのが、「自分自身の思考する先にあるのは無明であっても、その思考を行っている自分自身の存在は、何より確かなものである」という言葉だ。デカルトの『方法序説』の有名な一文を擬（なぞら）えたものだと思うが、この言葉を忘れることが出来ない。
ジャーナリストを夢見る輿水正クンに、このような素晴らしい先生の薫陶が少しでも残っていれば良かったのだろうが（青山学院の先生が優秀ではないと言っているのではない）、所詮はチンケな輸入商社に失敗し情報商材（陰謀論）を売る商売でしか自身の生活の糧を得ることが出来ない輩に堕した程度の人間なら、学生時代を回顧することなど期待するだけ無駄なんだろうな。
そのような輿水クンを教祖に仰ぐ君たちに、何を説明しても無意味だろうね。
筆者が根拠としている記事は、すでに多くのサイトで散見される。