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コンビニは、中小零細を保護してきた大規模小売店舗法の裏をかきというか米国の後ろ楯でシャッター商店街にするのを目的にして中規模小売店舗を自由に出店させてきた訳ですが、増えたブラックバスが共食いを始めるようにビジネスモデルが崩れ始め、コンビニ自販機が象徴しているように、その肝を切り売りし始めました。
メーカーはコンビニという一等地を競い合い、無理難題を強いられてきましたが、自販機という土壌になると、無限に出店余地があり、単純に言えば、コンビニの隣の商店がコンビニ自販機を置くのも自由で、今の時点で言えば、セブンやローソンの隣にファミマ自販機を数台置くだけで、売り上げを二分することができます。
そこに、やまと自販機と佐川自販機が参入し、更には納入三千社連合がオールスター自販機を置いたら、もうセブンに行く必要がなくなります。
下に書いたように、コンビニに売り上げを奪われた外食チェーンは、どうせ奪われるなら客寄せに使おうとコンビニ自販機を導入するでしょうし、厨房があるから現在の料理と自販機に入れられないチンプラスαを提供し、コンビニの弁当部門をガタガタにするかもしれません。
ガストが一時激安ファミレスを目指し、だんだんつまらなくなってきましたが、外食はこぞって自販機主体の超ガストを目指すと思われますが、昔の定食屋のバージョンアップと言えます。
タブレットというのでしょうか、大型携帯端末は、スマホに不満な層のニーズに応えて、板切れのノートパソコンみたいなものを作り、私もプロバイダー契約を解約して、それでネットをやったりテレビを見るようになってしまいましたが、携帯がパソコンを食ってしまったという訳ですが、コンビニ自販機は、コンビニタブレットみたいなもので、コンビニ店舗自体を食ってしまうもので、配送やメーカーの蜂起も必ず起こります。
そんな目でコンビニを見渡すと、街の商店街からいいとこ取りしてきたコンビニが、例えは悔しいですが、戦艦大和のように映り、自販機で売れない商品などごくわずかで、流通とメーカーにクーデターを起こされたらひとたまりもありません。
そして、商店街の二代目も共同販売・共同配達のような事にチャレンジしてコンビニの前に敗れ去っていきましたが、商店街もその企てに参加して、オールスター自販機を設置したら、独自の商売で生き残った商店に力を与え、新しい形のハイテク商店街としてリベンジできます。
やはり、消費者は手作りを最上としていますから、そこは個人商店の強みで、そうでない部分は自動化又は潔くオールスター自販機に売り上げを譲るという、手作りと出来合いのコラボという事です。
そもそも、コンビニというのは脱サラや定年の蓄えを奪ったり借金を抱えさせたりと家や車を買わせるのに似ていますが、コンビニ自販機はオーナーに金を出させずに強い自販機を設置してくれるというものですから、メーカーから小売りまでがコンビニスルーを合言葉に連合を組んだら圧勝で、何やら米国の独り勝ちから独り負けに移行しつつある世界情勢に似ています。
am/pm時代の遺産で、最初はロードサイドに出して失敗したり、保健所にダメ出しを食らってきた苦節18年だったようですが、やはりコンビニ戦争がビッグ3に収斂されるのを待たなければならなかったようですが、ロードサイド展開の焼き直しが今ならできるという事です。
驕る平家は久しからずと言いますが、とうとう数々の問題を生みながら増殖してきたコンビニに死角が見えてきました。
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