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アマゾンは最近は、送料無料が負担になってきて、注文は相変わらずネットですが、配達と言えば宅配会社を泣かせるのも限界に来て、コンビニ委託やどういう方法か知りませんが客に配達させる事も検討し始めてきたようで、超ハイテク販売のローテク配達が問題になってきており、テレビ通販よりはましでしょうが返品も頭痛の種でしょうし、ビジネスモデルの見直しを迫られています。
激安ジャングルが売りのドンキも、ヒントは夜中のバッタ売りにあったそうですから、そうなると自販機でいいじゃんという事になります。
ジュースはかなり前からセレクト自販機を始めていましたが、はっきり言って昔みたいにくそ不味いのもなければ、それじゃないと死ぬーみたいなものがある訳でもなく、インパクトが弱かったですが、コンビニ３０００品目だかのベスト５０が買える自販機となると話は別で、その上、オリコンチャートみたいな最新ベスト５０が職場の真下や自宅の近くで買えるとなると、大袈裟ですが、有人店舗の存在意義が問われ、その多くはセレクト自販機にとって代わられるのは必至で、零細を潰しまくったコンビニには最早敵なしだと思われましたが、とりあえず本部は安泰ですが、本部も同業他社との食い合いや隣の業種の参入、異業種の参入で、セレクト自販機戦争にあっては無傷でいられません。
そもそもコンビニは、大規模小売店舗法違反の理念に違反している中で、米国を後ろ楯として、無法に拡大してきたもので、マルチのアムウェイ同様に、治外法権的に見逃されてきただけで、ガチンコ勝負になるとめっぽう弱く、現在統制されている値下げ禁止や機械的な廃棄も百戦錬磨の他業種が乗り込んできたら仁義なき戦いとなり、そんな事をやっていては負けてしまうだけです。
自販機戦争というのは、上に書いたように店舗と画面の中間的存在で、自販機の中に大昔のパチンコ屋みたいに女給さんが中にいる訳ではありませんがネット画面より安心で、ネット通販ほど至れり尽くせりではありませんが、コンビニに行くより近くて気楽で、古くて新しい存在と言えます。
それらが分かっているからセブンは参入せず、ファミマの動向をじっと観察している訳ですが、ドミナントなどとふざけた出店を繰り返してきたセブンが、今度はセレクト自販機のドミナント設置に苦しめられ、参入したくないのに参入せざるを得なくなり、タコが足を食うようになっていくのは必定です。
既にセブンに食われた又は軍門に下らされた業種がファミマと日夜コンビニ自販機の改造に取り組んでいるようで、当分はセレクト自販機の戦国時代が続きそうです。
そして、今はとりあえず食品が主流ですが、ユニクロもしまむらも自販機、食品は食品ですがファーストフードも原点回帰の自販機、ドラッグストアの生活用品も自販機という事になり、中型有人店舗が不要になり、大手チェーンの店舗は全て自販機に切り替わり、その跡地は、昔のように、上手い店やくそ不味い店がひしめき合い、良心的な店とぼったくりの店も復活し、よくも悪くも個性的で多様な商店街が復活するのではないでしょうか。
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