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これは幻の全中闘もリバイバルしそうですが、彼らは定年ホヤホヤやや嘱託のヤングジジイといったあたりで、怖いものなしだと思いますが、孫ぐらいの後継者を作らなければ嘘ですが、先ずは歯を磨かないと口が臭いと言われてしまうかもしれません。
それにしても、大学生は定番ですが、高校生も本格的に立ち上がるとは、やはり、朝鮮戦争やベトナム戦争はどこか他人事という甘えがあるのに比べ、マジで自分が徴兵されるかもしれないという危機感がそうさせるのだと思いますが、親や祖父世代のスポ根とは違う気迫を感じます。
大学の講義も昔ほどでないにせよ、何かにつけ安保の話に脱線しているのではないかと思いますが、高校生が立ち上がったとなると、学校の授業も生徒が先生は僕達が死んでもいいの、私達が従軍慰安婦にされてもいいのと今時なのでつぶらでもない瞳で訴えられたら、先生も今時なので昔のデモシカ教師より酷いのもいて、ああそうだよ、僕はただのサラリーマンだからうちの子だけコネで徴兵されなければ別にーって感じだよ、教え子とか昭和の言い回しウケるーとか言いそうなのもゴロゴロいそうですが、嫌だー、将来タダ酒飲ましてくれる君らを失いたくないー、ブルセラがもんぺになるなんて耐えられないー、先生は君達とちょっと違う意味で体を張って安倍と戦うぞー、となる筈で、プロセスが不満ですが、国民運動にするには結論のベクトルが正しければ野暮でもかぼでもスケベでも動員しなければ駄目で、立ち上がってくれさえすればいい訳です。
そうなると、色々としがらみがあり、反対の声を上げられない親も、反抗期で子供が可愛くなくなっている積み木崩しも立ち上がり、折からの実質賃下げやサビ残激増に不満だけど降格やリストラが怖くて黙ってた親父もゼネストが吹き荒れた時みたいに職場でハチマキをするものだらけになり、優勝セールの垂れ幕みたいに、わが社は戦争法案に断固反対しますという垂れ幕やアドバルーンが上がり、そうしないと不買運動を起こされるようになり、226の時みたいな雰囲気になる訳です。
絶対退かない退くに退けない沖縄と馬鹿にブライドを傷つけられた学者の会が車の両輪となり、空気を読んで勢いのある方に便乗する与野党議員の心模様も手伝って、平成の安保闘争は、スティルス戦争のようにブスブスと盛り上がっています。
ターニングポイントは、岸壁のママの会がいつ立ち上がるかで、今のところ腹筋マシーンで汗をかいたあとにボリボリおせんべを食べたり、ドトールを占拠するのはそれっぽくていいですが、話題が美容だったり馬鹿を国立の附属に入れたいとか亭主に昼夜ダイエットさせてお金を浮かそうだとか安保の話になるのはまだ先のようですが、彼女らが金蔓もとい可愛い我が子を戦争に取られてなるものかと立ち上がったら安保闘争は本物の独立運動になります。
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