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カルト化する日本国破綻論者の幻想
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投稿者 福三 日時 2015 年 6 月 23 日 22:21:18: VSVEkkXNUZz4I
 

日本株が堅調である。
民主党政権が敗北を喫する以前から、既に株価上昇の動きはあった。これは、当時のデフレに対して全くピント外れの政策しか出来なかった民主党政権の崩壊を望んでいた日本国民の素直な反応である。
景気は「気」であるから、これから日本経済は上向くという市場の判断が株高に反映しているのであり、反応としては至極当たり前である。
それに反し、日本が破綻してくれないと困る連中がいる。この連中は「日本国債が暴落!」「ハイパーインフレ!」「格差の急激な拡大!」という表現で、データや経済理論を度外視して、これらの主張を曲げようとはしない。書店に並ぶ書籍には、「資産をどこかに逃がせ!」だの「日本経済は20××年に崩壊する!」と、如何にも購買欲をそそるような題名が羅列されている。ところが、これらの予言の中で、当たったためしは無い。若しかしたら書籍の中身の0.1%程度は当たっている内容もあるかも知れないが、ほぼハズレていると言っていい。経済学の予言は60〜70%程度当てて、まあそこそこという評価になるので、1%にも満たない確立は、はっきり言って外れているという評価になるだろう。
金融緩和を軸とするリフレ政策に批判的な連中は、金融緩和自体に効果が無いと主張している。言い換えると、金融緩和自体が意図的に特定の人々(富裕層)が金儲けをするためのものだという見方だろう。これは、世界の潮流、つまりマクロ経済学に全く学識がないことを自白しているようなものである。
ここで物の価値に関する基礎的概念を復習する。これはデフレ論者、或いは日本破綻論者に対する提言でもある。インフレやデフレの概念は、物の価値が上がったり下がったりするわけでは無い。グリコのキャラメル一粒は100円だろうと10円だろうと300メートル走れるエネルギーを有している。その点でキャラメル一個の価値基準は未来永劫変わるものではないのだ。インフレ、デフレとはお金の価値が上がるか下がるかの問題である。言い換えると、労働力が生み出す価値(共産主義的な意味では無い)がいつでも同じ兌換物としてのお金を生み出しているのではない。デフレはお金の価値が上がるから物を買わなくなり、通貨の流通が滞るために経済が疲弊するわけだ。つまり、血液としての通貨が循環しないから不景気になるのである。デフレ論者はあたかもインフレになると自分の財布の金が減るから困ると言うが、これなど通貨の意味を理解していない好例である。通貨とは兌換物としての意味以上のものではない。つまり通貨それ自体に価値は無い。物価が上がるということは通貨価値が下がるのだから、それだけ流通している通貨量が多いのだから、物価上昇に比例して労働力に対する給料も上がるに決まっている。勿論、そこにタイムラグはあるが、必ずそうなる。
「金融緩和で得しているのは資本家だけだ!株価が上昇し、円安が進行しているのがその証拠だ!」というのも、幼稚な論理である。これは現実的な数字であるが、円安が進行すると外国人投資家は日本株を手放す。当たり前だ。自国の通貨価値が上がっているのだから、そちらに資産を移動する。ところが現在、民主党時代から見ると日本株は2.8倍に上昇している。このからくりは、日本人投資家が日本株を買い増しているからだ。これは数値データにも現れている。言い換えると、日本人が日本の資産を買い戻しているのだ。つまり、日本人の財布に入る金が増えているのである。それを銀行や年金機構の資産(国民の資産)で行っているのだから、戸籍を有し住民票をどこかに登録している一般的な日本人には、何かの形でその見返りが来るということである。
ブレトン・ウッズ協定が崩壊して以後、世界は本格的な資本主義に移行した。この場合の資本とは通貨である。それまでの金1オンス=35USドルや1USドル=360円の固定相場では、世界経済が持ちこたえることができなくなったのだ。通貨が真の意味で有していた「お金」としての価値は終わったのである。つまり通貨は経済が繁栄するための兌換物という価値以上のものでは無くなったのだ。それがいいか悪いかという問題ではない。それが世界の潮流なのである。この意味をよく理解しないと、「オレの給料が上がらないのはユダヤのせいだー!!」というアホな論理になるのである。
100万円の資金を元手にデイトレードで数年で億単位のカネを手にした連中が話題に上るが、彼らは実に冷静に「通帳の数字が大きくなっただけですよ」と言っている。彼らこそ、真の意味で通貨のことをよく理解していると思う。但し、彼らは労働の対価として金を入手していないから悪だ!と言う評価は当たらない。また、株価上昇は通貨量によるところが大きいので、通貨量が増えれば自然発生的に株へ資金が流入し、そこで上手にやれば通帳の数字を上げることは出来る。ここで俄か知識を持つものが軽々に株に手を出すが、それはオススメできない。何故なら、通貨価値が不変だと思い込んでいると、大失敗するからだ。言い換えると株式は相場であって、一種の数字の遊びなのだということを理解していないと、投機思考になって失敗するのである。小金を持っているなら精精、年率3〜5%程度の投資信託くらいにしておく方が良い。その程度の投資なら、一般的なインフレ率に連動しているので、物価価値に比例して資産が増えるので、まずまず損をすることはない。
消費者物価について別の例を挙げておこう。日本は直近の120年間のインフレーションは3000倍であるが、ブラジルは1980年代から2000年代に入るまで、年率で30倍のインフレであり、最大で年率300倍だった時もある。ジンバブエでは、年率で10000倍だったこともある。日本が120年かけて行うことを、途上国では半年〜10年程度で行っている計算だ。ではそれらの国々が破綻しているか?答えはNOである。何故なら、それに比例して実質経済も拡大しているのと、経済の血液である通貨が自国建てではなく基軸通貨を基本に置いていたからだ。
社会主義国出身者や共産主義者が格差や貧困を話題にするのは、明らかにこれらの通貨価値の呪縛に捉われているからである。「お金」は兌換物ではなく、価値と思い込まされているからだ。同じ労働なら同じ価値、同じ物価で社会が永遠に成り立っているという誤解である。これらの人々が「オレの給料が上がらないのはユダヤのせいだー!!」となるのだ。
その急先鋒であるリチャード・コシミズとか言うアホは「私の夢は田舎で自給自足の生活をすることです」などと、子供のような夢を恥ずかしげも無く、ポンコツブログに書いている。それこそ、憧れの中国や共産主義が実現している(と思われている)北朝鮮に行けば、働いただけ万人が同じ付加価値を生み出し、人類究極の平等社会に住まうことが出来る。少なくとも地球上には輿水自身が文句のつけようのない、ユダヤが手を出せない世界が実現しているそれらの国があるのだから、日本に害悪を撒き散らす暇があったら、さっさと国外逃亡すれば良い。
これは他の日本破綻論者にも言えることである。
ところが、よくよく観察するとそれら非国民的な主張を持つものほど、自著を一冊でも多く売って利益を得ようとしている矛盾である。幻想と言ってもいい。それこそ資本主義の権化だろう。
それにしても、日本はこれら日本国破綻論者が大手を振って、人様を騙し金儲けを企むことができるのだから、全く平和な国である。  

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コメント
 
1. 2015年6月24日 00:09:51 : aS2FIdSBZM
馬鹿な投稿ご苦労さん
株は年金とか日銀が買ってんだろ
馬鹿
2年間実質賃金が下がってんだ情弱

2. 2015年6月24日 04:31:36 : pd0QWTqppY
 投稿者はどういう状態になったら財政破たんというかについてわかってないW。

3. 福三 2015年6月24日 06:10:05 : VSVEkkXNUZz4I : p1HGXyk9FA
>>01
君は日刊ゲンダイと輿水正に毒されている最たる存在だね。
日刊ゲンダイはただのタブロイド紙で、元々芸能関係が得意である。日刊ゲンダイの記事の元になっているコメンテーターの多くは、体制批判がお好きだから、こじつけのデータ、間違ったデータの引用が多い。経済学者や財務省がひっそりと公開するデータの分析が必要だと思うよ。
因みに年金資金は株に投資されているが、日銀は株を買わない。株を買っているのは市中の投資信託と個人投資家である。年金機構や投資信託の原資は国民の預貯金であったり金融資産である。その意味ではあなたの資産が文字通り増えているのだ。実質金利に対して高騰している株価をバブルだと批判する輩もいるが、実体経済を反映した実力を回復したに過ぎない。膨大な供給力を活かせていない日本経済がデフレで苦しんでいただけで、その背後には増税論を振りかざす財務省とマクロ的な経済発展に及び腰になった日銀官僚に踊らされていた政府の誤謬が国民を苦しめていたのだから、日本を真の姿に戻しているだけだ。株価が20000円前後で落ち着いているのがその証拠である。そのあたりを岩田規久男、浜田宏一、若田部昌澄、高橋洋一は指摘しているだけだ。正しい金融政策が行われていない政府と日銀に警鐘を鳴らしているに過ぎないのである。バーナンキ、クルーグマン、マンキュー、マンデル、フリードマンも同じである。
以前も指摘したが、それら世界の常識であるところのマクロ経済学をちゃんと学べない同志社大学ビジネス研究科専門職学位課の学生は悲劇である。また、慶應義塾大学経営管理研究科の生徒も悲劇を蒙っているだろう。学問の世界では師事する教授によってその後の人生が大きく変わる。可哀想なものだ。

実質賃金が下がっているというが、それまで企業業績を支えていた高齢者が退職し、高額な給与を取る連中がいなくなって世代が若手に遷っているにも関わらず、現在の日本は極端に労働者数が不足している。若者は総じて賃金が低い。それをデータ化すれば実質賃金が低下するのは当たり前である。企業はまだまだ正規雇用に慎重である一方、非正規雇用者の賃金の指標となる各自治体の最低賃金はトータルで上がっている。
ワリを喰っているのは、実は30代〜40代だろう。絶好調の企業業績は毎日の日経を読んでいればよく分かる。軒並み増収増益である。企業は先ず賃金ではなく設備投資に向かうので、正規雇用の賃金が上がるのはもう少し後である。アベノミクスによりベアを行う企業が増えているが、まだまだ少ない。つまり様子を見ているのだ。賃金については寧ろ一時金や賞与で反映させているだけである。

将来を見据える場合、過去のデータに基づく必要があるが、輿水正のように自論を正当化し自著の販売を目的にしている陰謀論ビジネス(便乗商法)を行う者の場合、何が何でも日本は破綻してくれないと困るから、自分に都合の良いデータの引用しか行わない。ところが、誰よりも日本が破綻してくれては困るのが、これらの輩である。別の日本語を引用させていただくとクズである。中国に詳しいと自負する輿水であるなら、中国が破綻寸前なのは輿水自身が一番よく分かっていなければいけない。ロシアもしかりである。プーチンを閣下などと呼称する時点でバカ丸出しなのだが、それほどまでにプーチンに詳しいならオリガルヒの頭目であるプーチン家がソ連崩壊後に10兆円近い資産を作ったことも知っているのだろう。個人資産では恐らく世界一である。勿論、そのような中身は一切、表向きは公開されていない。それらは全て、旧ソ連からロシアに変わるドサクサの間に作られたもので、プーチンを批判するロシア国民はそのことを知っているのだが、プーチンの粛清を恐れて発言を控えている。

よく勉強してから発言してください。


4. 福三 2015年6月24日 06:22:43 : VSVEkkXNUZz4I : p1HGXyk9FA
>>02

何度も書いているが、日本は財政破綻していない。未来永劫もその可能性は無い。
BSで言えば、最高はアメリカで次に日本、イギリス、フランスが並んでいる。
年間2%〜3%の緩やかなインフレが継続すれば、飽くまでも計算上であるが、2020年に財政(BS)は黒字に転換する。
仮に日本にハイパーインフレを呼び込むためには、金融機関が日本国債を全部売った上に、日本円をあと1京円、印刷しなければいけない。つまり、君の給与が月1000万円くらいになるということだ。そのかわりパン一斤が10万円くらいになるけどな。それを過去データで計算すると、早くても100年くらい先の話である。
日本の国債に対するアメリカの民間会社の評価が上がった下がったと騒ぐのは愚の骨頂であって、国の評価を民間会社が行うのは論外であり、投資信託やヘッジファンドが暗躍しているだけだ。それをまともに取り上げるから、輿水をシロートというのである。


5. 2015年6月24日 08:41:55 : okJh5oW4uA
福三君、だらだらと書けばよいものではない。
今時ダマスゴミがゲンダイよりましだなどと思う馬鹿はいない。
輿水の評価も半分は当たっているが、謀略暴きの推理は悪くない。

6. 福三 2015年6月24日 13:16:02 : VSVEkkXNUZz4I : p1HGXyk9FA
輿水の大好きなプーチン閣下のロシア帝国は、政策金利年11.5%、インフレ率15.8%、海外からの直接投資は13年比マイナス50%である。
それでも尚、国内経済は復調しつつあるとプーチンが言ったところで、国内の企業経営者の半分は政府の無策ぶりを指摘している。
輿水のアホはロシアがアメリカ国債を40%売ってゆさぶりを掛けているなどと、妄想を書いているが、これは外貨準備高が極端に減ってしまったから調達したに過ぎない。

やはり輿水はバカなのか?それともアホなのか?


7. 2015年6月29日 09:41:08 : ZM7IsBQ0uA
グリコ1粒で300メートル走れるのは不変、永遠の原則だ・・・。

夏本番を迎え、熱中症が心配される中、福三ことチベットよわーの住まいである
築40年木造アパート6畳一間は灼熱の地獄を迎えていた。強い直射日光で木が
あたためられ、室内は40度を越える熱気に襲われていたからである。
脳が液状化し融解の危機が迫っている矢先に飛び出してきた言葉が
グリコ1粒なんとやらである。

もう経済なんて難しい御託を並べるな。結局日本で設備投資が増えるかどうか
賃金が増えるかどうかは、自分が投資したいとか起業したいとか
「 儲かりそうだ 」と思う人がどれだけ増えるかで決まる。
しかし、物余りでグローバル化した現状では、絶望的に希望が無い。
設備投資なんか起こらない。設備投資は企業が売り上げが伸び、利益が出る
と思えば勝手に投資されるし、そうでなければ投資されない。
賃金も同じである。実質賃金は絶対に増えない。せいぜい物価上昇近くぐらいである。残るのは莫大な政府債務である。


8. 2015年6月29日 09:58:33 : ZM7IsBQ0uA
株価が低ければ、政府が株を買い上げるのもいいかもしれない
しかし1万5千円を超えて2万円近くになるとこれはもう異常である。
株価は結局、不動産で言うところの収益還元法に相当する
株価収益率によって決まるんだから、政府が買い支えられるわけが無い。

これ以上国の金で買うってことは、それで恩恵を受ける人にとっては
資産だが、恩恵を受けない人にとっては単純な負債にしかならないってこと。

需要は物余りで決して増えない。そんな中、莫大な借金で株を買い上げて
負債はみんなで負担してかえしまひょ、維持しまひょ、などという
人物がいたらどうだろうか?

福三の講義よりも、ユダ金説のほうがまだましである。
事実、中央銀行は彼らの持ち物で、ものすごいイカサマに満ち溢れている。
中央銀行の解説がなされないのがその証拠であり、中央銀行とは
世界最大のカルト宗教である。


9. 福三 2015年6月29日 12:47:19 : VSVEkkXNUZz4I : p1HGXyk9FA
>>07
>>08

私の自宅でもエアコンくらいはあるので、猛暑で苦しむということは無いな。
金魚も沢山いるから室温、湿度管理は結構、重要なのだ。

極端な例を出すと、戦時中に戦費確保のために発行した国債は1900億円(当時)と言われている。現在の通貨で4000兆円となるらしいが、国債を現在の通貨に換算するのは馬鹿げている。日本のために・・・という思いで報国債券や貯蓄債券を購入した人々の多くは、自分が高齢で戦地に赴くことができないから、せめてお金で・・・ということである。それらの人々が債券の償還を行ったか?正確な数字を財務省は未だに公開していないが、かなりの割合でそれら債券は箪笥の奥に眠ったままであった。
それが孫子の代になり、せっかくだから償還してみようと持っていったら、すずめの涙ほどの価値しか無くがっかりした、という話はいくらでもある。
国家が発行する債券にはインフレ率が計算されていて、現実に国債を買って儲かることはない。飽くまでも銀行金利よりは率がいいから、という理由で買うだけである。
よくよく見ると分かるが、インフレ上昇と国債の金利は相関関係にあって、インフレ率より僅かに少ない。つまり、インフレを前提に考えれば、国債価値は年々下がるのだ。
政府発行の国債とは、国民が政府に貸している金のことであって、決して国民の借金ではない。仮に輿水正のようなアホが政権を握れば、政府紙幣を1200兆円発行して、国民が保有する国債を強制的に引き上げれば、政府の負債はゼロである。もっとも国政を担う政治家はバカばっかりであっても輿水正ほどのアホはいないので、そんな乱暴なことはやらない。
では、国はどうやって膨大な国債の償還を行うのか?インフレとGDPの拡大と税収である。事実、マイナンバーが導入されると約30兆円程度、税収が上がるという試算があり、消費税を廃止することも可能である。インフレになれば国債の価値は目減りする。GDPを拡大することはそのまま税収増に繋がる。意図的にそれを止めようとしているのが、財務省の官僚と日銀官僚と輿水正のような嘘つきである。デフレからインフレ(年率2〜3%程度)に変わる(この場合は実質金利)ためには、手法は多くはない。

企業が設備投資を行う目的は二つある。
生産能力を上げ業績アップを目論むためと、資産を形に変えるためである。企業は資金調達するには銀行からの借金と社債発行くらいしか方法が無い。莫大な額の手元流動資産を保有する日本企業は、そのまま持ち続けてもインフレ状態になればどんどん損をしているから、さっさと固定資産に変えてしまった方が都合が良い。これまでのデフレ状況では土地にしても建物にしても保有していれば価値が目減りしていたから、流動性資産で保有していた。ところが、インフレ基調になり政府と日銀が手を組んでいる現状では、現金で資産を保有するのが一番損をするのだから、設備投資に向かうのである。
銀行は違う。日銀との保証金制度のお蔭で、信用創造という形で銀行間と民間との間で利鞘を稼ぐ。それは信用取引媒体としての通貨の兌換価値を中央銀行が保証しているからだ。日本の場合、銀行が保有する中央銀行の当座預金の100倍程度、資金が市場で動いていると言われている。

それと、日本政府は株を買わない。買うことが出来ない。保有できるのは国営企業のみだ。特例としてJTやJR、日本郵便の株を持っているが、それらは何れ市場に出てくる。
株を買っているのは個人と企業である。株式上場している企業が膨大な利益を出している背景は、M&A等を行って海外での収益を円安により還元している為と、企業間の株式の持合により資産が膨らんでいるためだ。それと日本では投資信託、現金、株式、外貨、国債の個人保有の資産だけで1700兆円を超えている。これらは直ぐにでも現金に兌換できる流動性資産である。これに固定資産が含まれると、日本人が保有する一人あたりの資産総額は世界のどの国も適わない。中国の100倍、アメリカの20倍程度だろう。
確かに、国家全体のGDPは世界3位かも知れないが、流動性資産の保有額は膨大なのだ。だから、世界一の金持ち国家と言われるのである。しかも、それらが全て自国通貨建てというのも強みである。中国を見るがいい、市場にある現金の5%程度、偽札が流通している国なのだ。しかも、自国通貨を全く信用していないから、資産をさっさとゴールドに変えている。現在、地球上の15%のゴールドが中国に集まっていると言われている。巷に溢れている金の買取業者の相手先は90%、中国なのだ。

正確な意味での中央銀行を保有している国家は、世界でもそれほど多くない。
アメリカの場合、12の準備銀行の仕事を管理しているのがFRBである。但し、FRBが行っているのは支払い準備率の調整を行っているだけ。FRBが直接、ドルを印刷しているわけではない。時々、連邦政府と議会が揉めるのは12の準備銀行が実は独自に中央銀行としての役割を担っているので、FRBの決定に反対しているためだ。


10. 2016年4月05日 19:31:31 : t70m2tbzDA : 5D7UJqyGC9M[3]
福三
↑とんでもない池沼だな
安倍の政策を支持しているのはこんなのばっかり

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