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我が家も老母に案内が来ましたが、シニア移住指定先からのダイレクトメールが機関銃のように来ると、本人も家族も意識が変わり、検討が日常的になると、子供達の意識はそれが当たり前という風になります。
丁度、私が学生時代に激安旅行が出現し始め、バブルが高い海外旅行を苦もなくさせて、弾けた後は激安海外旅行が当たり前になり、ネットでの疑似旅行も手伝って、若者にとっては海外旅行が特別なものではなくなってしまいましたが、これからの子供は老後の移住も当たり前で、もっと言えば定住が異常なものになっていく訳です。
これは農家や商人や地主も例外ではなく、ハゲタカには気を付けなければいけませんが、彼らすらもサラリーマンのように気軽にリハウスする感覚を持つ訳です。
安倍と飼い主の思惑は、東日本を乗っ取るとか、補償をせずに自主避難してもらうとか、よく言われる姥捨て感覚も当然あると思います。
どの政策もそうですが、理想的なものなどないし、連中の思惑通りに進むものもなく、常にせめぎあいですが、シニア移住政策も同じで、よい機会と捉えるのも大事で、ましてや東日本の被爆は深刻なのですから、避難を前提に移住問題を考えるべきです。
そして、いつも田舎に憧れて挫折して東京に戻った話や満州引き揚げやブラジル移民や米国の日系人の苦労話を引き合いに出す者や田舎の因習深さを言う者がいますが、私の母も疎開で田舎の子供に苛められた話を未だにしますが、今回のケースは彼らが上京した時にズーズー弁をからかわれて東京に馴染むのに苦労した時のケースに似ており、よく東京は田舎者の集まりと言われますが、今度は地方が東京者の集まりになると書けばピンと来るでしょうか。
つまり、今の東京のように地元の者が少数派や絶滅危惧種になるという話で、移住の規模が桁外れで、不安や心配をすべきは地元民の方であるという事です。
東京ルールを身に付けたシニアが、アメリカ出羽の守みたいに、二言目には東京ではこうだったあーだったと団塊の世代得意の団体交渉で地元ルールを塗り替えていき、地元の若者も長老の言う事よりも新住民の考えを支持し、よくも悪くも東京化していく訳で、多勢に無勢で東京もんを追い出した時とは逆で、地元民が別の田舎を求めて移住するという珍現象も起きると思います。
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