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西洋史を俯瞰すると 西洋支配層の冷徹な思考が洞察できる
〜西洋支配層の精神的支柱を暴く〜
西洋史を俯瞰すると、
西洋支配層の精神構造の根幹を垣間見ることができる。
ただ、この論は、
例によって誰も試みたことがない
私独自のものである。
興味のある人は、
読んでほしい。
まず、
西洋支配者層が書かせた
御用学者によってかかれた歴史書なんて、
何百冊読んでも時間の無駄である。
万が一、運悪く、
権威の歴史書を
読んだとしても
何が何だかさっぱりわからない。
なぜなら、
わからないように書くのが
御用歴史学者の仕事なのである。
決して、歴史を背後から動かした
本当の権力者についての言及はなく、
下っ端の、小者の
なんとか大統領とか、
なんとか首相の名前が、
無意味に羅列しているだけである。
本当の支配者層にとって都合の悪いことは歴史書には書かれない。
なぜなら、歴史というものは、
いつも私が説明しているが、
「HIS STORY」
英語の「歴史」という言葉
「HISTORY」が、
その本質を冷徹に指し示しているではないか!
勝者の歴史、
勝てば官軍、
その勝者が書く歴史、
官製の歴史
そんなものに、真実が書かれるわけがないのである。
勝者が書くねつ造の歴史が、
権威ある歴史書に書かれた歴史なのである。
さて、手みじかに書こう、
西洋史をつくりあげたと言われる「彼ら」。
その彼ら支配層の精神的支柱は、
旧約聖書に代表されるような
「創造神話」の世界である。
簡単に言えば、
全知全能の神がこの世を創った。
そして、
人間も神が創った。
もし、神が創った人間が、
神の意向に沿わないことをしたら、
人間もその人間が住むその世界も
すべて破戒してもよろしい。
そういった世界観であり宇宙観である。
この神に相当するのが、
西洋史を創造した支配層の一群である。
自らを神と見立て、
富(マネー)のパワーで支配力をひたすら強化し、
歴史のハンドルとアクセルとブレーキを、
自らのもとに手繰り寄せ
その絶対的な支配力を、
パワーを強固にしてきた。
こんな抽象的な書き方であれば、
よくわからないかもしれないから、
簡単な例を示そう。
わかりやすいのが、
現代スポーツの世界である。
日本人なんかが、
あるスポーツで台頭すると、
彼らは、決まって、
そのルールを変え、
日本人に不利なルールをつくり出す。
わかりやすいのが柔道だ。
たとえば、
西洋人は技の習得より、
腕力にまかせたレスリングタイプの柔道スタイルである。
「ジャケット・レスリング」等と揶揄されるが、
まさに、その通りで、
道着の袖周りをちいさくして、
袖をつかみにくくしている。
これは、
袖をつかみ、
技で持って、
相手を投げ飛ばす、
一本を取る日本古来の柔道を潰しにかかることが
目的である。
「柔道」そのものの破壊である。
さらに、一本を取ることでなく、
判定や減点や反則等のポイント制の
レスリングのようなルールに変貌している。
これは、西洋人に、
柔道を「ジュードー」に、
創り変えられたということである。
西洋人の本質はここにある。
西洋人は、
自分たちの有利なルールに変更して、
自分たちが勝者になれる仕組みを作るのである。
自分達の世界を構築しているのである。
これはまさに
旧約聖書の
「創造神話」そのもので、
柔道そものもを、
「スクラップ&ビルド」
状態にして、
西洋人有利なルールに変貌させたということである。
これは、
大げさに言えば、
彼らが柔道の神になり、
ジュードーという新しいスポーツを創造し、
新しい彼らにとって都合のよいルール(秩序、世界、土俵)
をつくり上げたと言う事である。
こんなものは日常茶飯事である。
これは、皆さんもご存じのように、
政治的な分野、
外交的な分野、
経済的な分野、
農業分野、
漁業分野、
芸術分野、
スポーツ分野等あげればきりがない
西洋世界と利害が絡むありとあらゆる案件は、
全て彼らのルールと秩序で執り行われる。
苦労して損をするのは、
我々だけである。
TPPも、
アメリカの有利なルール(秩序、土俵、世界)に乗っかった
商取引を行え!
お前ら日本人のことは、知らん!
勝手に泣いててよろしい!
ということである。
原発もまったく同じである。
西洋の支配層が、
日本と言う世界稀に見る地震大国、
津波大国に、表面上は発電所を装い
しかし、真実は、そうではない。
極めて脆弱で世界最悪の危険な原発を54基も、
建てさせ、
西洋支配層が中曽根や正力他の愚かな下僕をカネで使役して、
日本人に対して、いつか核爆発する可能性のある、
ある種、最悪の時限爆弾のように
原発を恐怖による支配の道具として活用している。
西洋支配層にはとって、
気に食わないことは、
スクラップ
(戦争で破壊、恐慌で暴落⇒高値で売り抜ける)
&ビルド
(復興でカネ儲け、暴落した全てを安値で買いあさる)
で、
破壊して、
その後は、
また同じように、
家畜のように餌を与えながら、
肥らせて、肥らせて、
臨界に達したら、
バブルを崩壊させて、
高値で、
株や金融商品や不動産を売り抜ける。
暴落した資産は、
最低の安値で、
拾い上げる。
「安く仕入れて高く売り抜く」
これを、繰り返しているのが歴史の本質である。
これを自分たちの土俵で、
自分たちの仕切りで行う。
損をするのは、
我々である。
西洋支配層(胴元)はいつだって、
自分らのルール、
自分らの仕込み、
自分らのシナリオで、
為替、金融、株式、債券、穀物、資源の乱高下を
演出し、
高値で売り抜ける。
それらは、お仲間同士で連携して
有機的に行うが、
御用学者は、
経済の基礎的条件がそうさせた・・
とおとぼけをかます。
金融取引のルール、株取引のルール、
不動産取引のルールも、
国内外の商法や、
各国間の貿易の法律も、
全部彼らのものである。
彼らが、神のように現れて、
すべてにおいて彼らが有利になるルールを創り、
彼らだけが利益を享受して、
我が国は、用心棒代と場所代を
彼ら西洋支配層に持っていかれるだけのセコイ世界なのである。
世界の枠組み、
世界の秩序、
世界のルール、
世界の土俵を、
西洋支配層有利なモノに創り変え、
それを、肥らせて肥らせて、
臨界に達したところで、
売り抜けて、
恐慌を発生させ、
暴落したすべての有望な資産を、
選り好みしながら、
超安値で買いあさり、
己の資産にするのである。
「歴史は繰り返す!」
とよく言うが、
歴史の表舞台に登場する人物の顔触れは
いつも違うが、
内容を掘り下げると、
その歴史の繰り返しの本質は、
単なる
「創造神話」であり、
その手法は、
単なる
「スクラップ&ビルド」である。
「安く仕入れて高く売る」
バブルをつくって高値で売り抜け、
暴落資産を、ダンッピングして、
超安値で、
仕入れる・・
それをまた太らせて高値で売る・・
特に、20世紀以降から
現在までの世界史は、
西洋支配層の精神的な支柱は、
「創造神話」であり、
「スクラップ&ビルド」であったのだ。
第一次世界大戦も、
ロシア革命。
1929年の世界大恐慌も
第二次世界大戦も、
ナチスドイツの貧困ユダヤ人の迫害と
それを梃子にしたイスラエル建国。
八百長の東西冷戦構造。
ヒロシマ・ナガサキの原爆投下。
東京大空襲。
ケネディ暗殺。
戦後の日本の経済発展とバブル崩壊。
911。
世界史の大きな動きやうねりは、
決して自然発生的に起きるものではない。
西洋支配層によって、
シナリオ通り、
起こされたものである。
そのひな型は、
そのひな型の本質は、
まぎれまない、
「創造神話」であり、
「スクラップ&ビルド」なのである。
この西洋支配層の精神構造の根幹を知らなければ、
西洋史、あるいは、世界史の本質は永遠に理解できないであろう。
ただただ、ポカーンと大きな口をあけて、
ぼけらーっと、彼ら支配層の所業を、
眺めているのが関の山であろう。
いや、そうこうしているうちに、
殺されているだろう。
「創造神話」と「スクラップ&ビルド」
これを意識して歴史を洞察すると、
必ず見えてくるものがある。
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