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◆ISISを不用意にからかったり侮辱している方へ
先日、バカッターがイスラーム国についてやテロリストについてではなく、ムハンマドをおちょくったコラ画像をTwitterに投稿。最初、日本人から「やりすぎ」「やめろ」「それは意味が違う」と言われていたときには「ウザイ」「とやかく言われたくない」とか開き直っていたものの、住所や個人情報を特定され、激怒したイスラーム国の人と思われる外国人から「殺す」と宣言され、びびってアカウント消して逃亡ということがありました。まさにバカッター!!
脳みその量が決定的に足りない。イスラーム国とイスラム教徒の区別が付いていない上に、世界中のイスラム教徒にたいしての侮辱である。馬鹿もいい加減にしてもらいたい。日本人がみんなこうだと思われたら大変なことだ。
加えて、本当に自分を殺しに来ないとでも思っているのだろうか。シリアやイラクから日本は離れていて安全だからなにやってもいいとでも思っているのだろうか。今年にはいって17人が殺害されたフランスの新聞社爆破事件が「ムハンマドをおちょくった風刺画を掲載したから」ということを知らないのだろうか。
とんでもないことが起きる前に、思い出したほうがいい事件がある。
◆悪魔の詩訳者殺人事件
1991年7月11日、筑波大学助教授の五十嵐一が大学のエレベーターホールで刺殺され、翌日7月12日に発見された。現場からO型の血痕(被害者の血液型ではないため、犯人の血液型とされた)や犯人が残したとみられる中国製カンフーシューズの足跡(サイズ27.5cm)が見つかった。五十嵐助教授は1990年にサルマン・ラシュディの小説『悪魔の詩』を日本語に翻訳している。1989年2月にイランの最高指導者のルーホッラー・ホメイニーは反イスラーム的を理由に「悪魔の詩」の発行に関わった者などに対する死刑宣告を行っていたため、事件直後からイラン革命政府との関係が取り沙汰されていた。
犯人は逮捕されず、未解決です。当時イランの最高指導者であるホメイニ師が「発行に関与したものへの死刑」を宣告している。作者のサルマン・ラシュディはインド系イギリス人でそのあと逃げ回って存命だが、五十嵐助教授のほか、イタリアやノルウェーでは訳者が何者かに襲われ、トルコ語翻訳者の集会が襲撃され、37人が死亡。ホメイニ師はイスラム教の法解釈(フォトワ)として死刑宣告をしたため、亡くなったあとも取り消せなくなった(フォトワは出した本人しか取り消せない)その後、イラン政府がファトワーを撤回することはできないが、今後一切関与せず、懸賞金ももう払わないとの立場を表明してテロは終了している(Wikipediaからはしょった)。
イスラーム国は、アル=カイーダでさえ、その残虐性から縁を切ったくらいのレベルのテロ集団で、しかも全80ヵ国から呼応して15000人が集結。フィリピンやインドネシアにはイスラーム国の下部組織がある。マレーシアは逮捕者も出ているし、ロシアからは800人が参加し、オーストラリアのシドニーでも先日、大規模なテロがあったじゃないか。オーストラリア人は200人以上がイスラーム国にはいっているらしい。
◆オーストラリア版テロとの戦い
おおやけにはなっていないが、中国のウイグル自治区からひとりもいっていないとは考えにくいし、
「イラク義勇兵」東南アジアからも続々 マレーシア人の自爆テロ初確認のように、もはやイスラーム国はシリアとイラクの話ではなくて、世界全体に及ぶグローバルな現実なんである。サッカーの2015アジアカップ本戦に出場した16ヵ国のうち、公式にイスラーム国にテロリストが渡航していないのは日本と韓国、中国だけであとの13ヵ国は空爆に参加していたり、テロに苦しんでいるのである。(日本もアルジェリア系フランス人と結婚した女性がひとり行っていることが分かっている。
今回の事件で最初の動画にズワイガニという日本語タグが付けられていたでしょ? 悪口とかみんな翻訳されてる可能性もある)
そんなわけで、いくらバカッターでもやっていいことと悪い事がある。住んでいる場所なんてすぐに特定される。
そこでテロやられたらどうするんだ。日本人がみんなイスラム教を冒涜しているとか思われるようなことは一切止めて欲しいし、周囲もやめさせた方が良い。まとめサイトでムハンマドおちょくったり馬鹿にしたりしたコラ画像を掲載したりするのも止めた方がいい。フランスの新聞社で虐殺されたのと同じ運命になるよ。こちらは冗談でも相手は冗談では済まない。
よもやま話より一部抜粋
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