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3日、中国江蘇省南京市がこのほど公表した同市の管理規定改正草案で、汚い車を取り締まりの対象としていることが物議をかもしている。写真は南京市。
南京市、「汚い車は罰金」の草案に市民から不満=専門家が語った市民の懸念とは?―中国
http://www.recordchina.co.jp/a124477.html
2015年12月4日(金) 16時40分
2015年12月3日、中国江蘇省南京市がこのほど公表した同市の管理規定改正草案で、汚い車を取り締まりの対象としていることが物議を醸している。中国新聞網が伝えた。
同市では2014年9月に執行した「建築物・公共施設・道路景観管理規定」において、自動車の所有者に対して車両を清潔に保つよう求めている。今回公表された改正草案では、車両の清潔についてより細かく述べられている。規定によると、車体に明らかな汚れや泥が付き景観を損なう場合は処罰の対象。さらに車体の下部やタイヤに泥がついたり、泥でナンバープレートがはっきり見えない場合も処罰され、最大で2000元(約3万8000円)の罰金が言い渡されるという。
これに対し市民からは、「汚いかどうかは個人差がある。どの程度の汚れが対象になるのかはっきり定めていない」と規定の表現があいまいであることに不満を示す声が多く聞かれた。このほか、弁護士は同草案について、「市民は規定に不満を感じているのではなく、規定があいまいであることを問題視している。基準がはっきりしていなければ取り締まる側の裁量により差が生じ、さらには職権乱用の問題が発生する可能性もあることを懸念している」と指摘した。(翻訳・編集/内山)
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