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27日、中国では緊急車両専用の通行帯を一般車両が占領したり、緊急車両に道を譲らなかったりとたびたび問題視され報じられているが、緊急車両を私的に使用したとして江蘇省南京市の市民がネットに投稿し話題を集めている。写真は南京市の救急車。
職員が救急車を私的に使用、道を譲った市民らが激怒=南京で前代未聞の騒動―中国
http://www.recordchina.co.jp/a124030.html
2015年11月27日(金) 12時27分
2015年11月27日、中国では緊急車両専用の通行帯を一般車両が占領したり、緊急車両に道を譲らなかったりとたびたび問題視され報じられているが、緊急車両を私的に使用したとして江蘇省南京市の市民がネットに投稿し話題を集めている。現代快報が伝えた。
26日の昼下がり、同市の市民が学校付近で知人を待っていた際、救急車がランプを点けて走行していた。救急車に気が付いた運転手らは一様に道を譲ったが、救急車は学校の前で止まり、中から赤い服を着た中年女性が降りそのまま学校に入った。その後、救急車はすぐに走り去り、目撃した多くの市民は「公用車を私的に使用するな」「いい加減過ぎる」と怒りの声が聞こえた。さらに、ネットでも「厳しく処罰してほしい!」と批判の声がある一方で、「それでも緊急車両は譲るべき」と呼びかける声も寄せられた。
これに対し南京市の救急センターは、「ネットでの指摘は事実」と緊急車両を私的に使用したことを認め、赤い服を着た中年女性は同センターの職員で会議に参加するために救急車を使用したと説明。当事者を厳しく罰すると述べた。同センターでは救急車の私的な使用は禁じており、今回のケースは初めてだという。(翻訳・編集/内山)
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