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馬総統、交流協会の大橋光夫会長と会見
発信日時: 11/19/2015
馬英九総統は18日午後、日本の対台湾窓口機関・公益財団法人交流協会の大橋光夫会長と会見、中華民国(台湾)政府が近年、台日関係を推進してきた成果、並びに台湾海峡両岸の指導者同士がシンガポールで対面したことの重要な意義を説明した。
馬総統は、昨年、台日間の人的往来が延べ460万人に達して過去最高を更新したことに触れ、「今年は延べ500万人突破が期待できる」と述べた。
馬総統はまた、両岸の指導者同士が対面したことの重要な意義を四つ挙げた。まず、指導者同士の会談は、両岸が分割統治となって66年で初めてだったこと。第二に、両岸が1992年に「92年コンセンサス」に達してから23年後に、双方の指導者が初めて同コンセンサスを同時に確認したこと。第三に、両岸の指導者が対等で尊厳が保たれる前提の下で対面するという新たなモデルを築いたこと。そして第四に、台湾が初めて中国大陸の指導者に直接、中国大陸側の台湾に対する軍事的配備や台湾の国際社会における活動空間などのデリケートな問題を正式にぶつけたこと。
馬総統は、今回の会談では東シナ海及び南シナ海の問題には触れなかったことを強調。また、シンガポールでの会談(11月7日午後に行なわれた)に向かう前、11月4日午前にはこの会談について日本政府にあらかじめ通知していたとのことで、日本政府は会談後、両岸が平和的な方法で争いを解決することを支持するとの声明を出していると指摘した。
交流協会の大橋会長は、個人的にも両岸は対話を通じ、平和的手段で紛争を解決すべきだと考えているとし、両岸関係が今後も平和と和解に向けて発展していくことに期待すると述べた。
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