3. 2015年11月08日 10:49:12
: LY52bYZiZQ
International | 2015年 11月 8日 10:21 JST 関連トピックス: トップニュース中台首脳、1949年の分断後初の歴史的会談 習主席は台湾独立けん制 http://s2.reutersmedia.net/resources/r/?m=02&d=20151108&t=2&i=1093161144&w=644&fh=&fw=&ll=&pl=&sq=&r=LYNXNPEBA700H 11月7日、中国の習近平国家主席(写真右)と台湾の馬英九総統は、シンガポールで会談した。1949年に中台が分断して以来、首脳同士の会談は初めて(2015年 ロイター/Edgar Su) {シンガポール 7日 ロイター} - 中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統は7日、シンガポールで会談した。1949年に中台が分断して以来、首脳同士の会談は初めて。 習主席は会談で、台湾の独立勢力による分裂活動に反対すると述べ、台湾の独立をけん制した。 一方、馬総統は双方の制度を相互に尊重するよう呼び掛け、台湾対岸でのミサイル配備に懸念を示した。 会談は1時間足らずで終わったが、両首脳は大勢の報道陣を前に、笑顔で歴史的な握手を交わした。 習主席は会談の冒頭、両岸の中国人は問題を解決する能力と見識があると挨拶、中台の中国人は兄弟であり、一つの家族であると強調した。 馬総統はこれに対し、両岸の平和を推進する決意であり、中台関係は誠実、見識、忍耐に基づくものでなければならないと応じた。 米国務省は会談について、中台関係の「歴史的改善」の一部との認識を示した上で、「関係構築と緊張緩和、安定の促進」に一層取り組むよう要請した。 一方、来年1月の台湾総統選に出馬する最大野党、民主進歩党(民進党)の蔡英文主席は、馬総統が台湾の自由と民主主義に直接言及しなかったことに失望したとのコメントを発表した。 http://jp.reuters.com/article/2015/11/08/chinataiwan-idJPKCN0SX00S20151108 2015年11月8日(日) 中台トップが会談 49年以降初 平和発展推進で合意 {北京=小林拓也}中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統は7日、シンガポールで会談し、中台関係の平和発展を推進し、対話の強化、交流と協力の拡大で一致しました。また、「一つの中国」を認め合った「92年合意」の堅持を確認。双方の所管組織トップ間にホットラインを設置することでも合意しました。 中台トップの会談は、1949年に内戦で敗れた国民党が台湾に逃れ、中華人民共和国が成立して以来初めて。互いに「中国の正統性を持つ代表」と主張してきた中台トップが直接会う歴史的な対話が実現しました。 中台間は49年以降、3回の「台湾海峡危機」と呼ばれる軍事的緊張を経験しており、58年には金門島をめぐる砲撃戦も起きています。 両氏が笑顔で1分を超える固い握手を交わしたときには、現場の記者から一斉に歓声が上がりました。 習主席は、会談は「歴史の悲劇を再び繰り返さないためであり、両岸(中台)関係の平和発展の成果を再び失わないためだ」と強調。「両岸同胞が共に手を携えて努力し、92年合意を堅持し、平和発展の道を断固として進み、交流と協力を深化させることを望む」と訴えました。 馬総統は、今回の会談は「台湾海峡の平和を堅持するという決心を両岸が全世界に示したもので、地域の平和を促進するものだ」と強調。ホットライン設置や92年合意の断固堅持、交流の拡大などを提起しました。 92年合意 1992年に中国と台湾の交流窓口機関が確認したとされるコンセンサス。中国は一つであり、中国本土と台湾は「一つの中国」に属するという原則が基本。「一つの中国」の解釈はあいまいで、主権問題を棚上げすることで、中国と台湾・国民党の馬英九政権との交流が進展。一方、台湾の野党・民進党はこの合意の存在を認めていません。 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-11-08/2015110801_02_1.html |