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中国で活動する日本人たちが直面した「歴史問題」に関する記事が、中国のポータルサイトに掲載され、日中両国のネットユーザーは、さまざまな反応を示している。写真は北京市。
中国で暮らす日本人が肌で感じた「歴史問題」、日中ネットの反応さまざま
http://www.recordchina.co.jp/a122303.html
2015年11月1日(日) 12時8分
2015年10月30日、中国で活動する日本人たちが直面した「歴史問題」に関する記事がこのほど、中国のポータルサイト・網易に掲載された。日中両国間に横たわる最大の懸案事項に肌で触れた記事に、両国のネットユーザーは、さまざまに反応している。
記事は、中国でブロガーとして活動した東京パンダ(TOKYO PANDA)さん、北京在住のフォトグラファー・佐渡多真子さん、中国企業で働く坪井信人さんが関わった「歴史問題」について紹介。
東京パンダさんは、12年9月の反日デモの際、友人に付き添ってもらって瀋陽を離れたことに言及し、「政治が生活に影響することを初めて目の当たりにし、『過去が現在に、現在が未来に影響する』ということを感じた」と述べた。
佐渡さんは、日本の大学でメディアを学ぶ学生たちに講演し、反日デモについて、「大多数の人は暴力に反対している」と話したところ、講演後のアンケートで8割の学生から「中国人が全員反日ではないことを教えてくれてありがとうございます」といった感想が寄せられたと指摘。「メディアを学ぶ人でさえ13億人がみんな反日だと思っていたのかと恐ろしくなり、メディアの責任について考えた」と記述している。
坪井さんも、17年の中国生活で歴史の問題を聞かれることが何度もあったと振り返り、「戦争を体験していない人は、映像や文字でしか戦争を知ることはなく、先人の心の痛みは分からない。歴史問題は時間では解決しない」と語る。「日本人と中国人は容姿が似ているため、自分基準で相手を判断してしまいがち。理解を深める一番良い方法は、相手の国の友人を持つことだと思った」ともいう。
こうした記事に、中国のネットユーザーからは「会社には日本人の同僚が数人いるけど、みんな人が良い。中国人の同僚も誰も歴史について聞いたりなんてしない。これは一種の節度というものだろう。過去の歴史は、日本の普通の庶民に背負わせるべきものじゃない」「70年前に日本が中国を侵略し、悪事の限りを尽くしたからといって、70年後に中国で生活する日本人に恨みを晴らすのは恥知らずじゃないかね?」などのコメントが集まった。
その一方で、「日本の一般の女の子を捕まえて歴史を話しても意味はない」「中国人の方こそ、歴史の真相を知っているのか?」などの書き込みもあった。
これに対し、日本のネットユーザーは「今の日本人にとっては歴史は歴史。戦後すぐより近年になって激化した反日に中国の限界を感じる」「大挙して日本に押し寄せる中国人は、中国人が問題にする歴史問題をどう考えているんでしょうね」などと反応。
さらに、「日本人は昔から中国を尊敬してきました。元寇は歴史で皆知っていますが、これで中国が嫌いと言う人は皆無です。中国共産党以前の中国は日本人なら、誰もが大好きです。歴史問題を持ち出さない中国人であれば、誰もが大好きです」「中国人民がまだみんな自転車に乗り、空が青空だった頃は中国人も素朴で親切で良い人たちだった。敵国日本の残留孤児を育ててくれたんだよ」などの声を上げている。(編集/大隅)
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