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16日、中国には白酒(バイジウ)と呼ばれるきわめてアルコール度数の高い焼酎があるが、これが最近になってカクテルのベースとして注目を集め始めている。写真は中国で最高の白酒と呼ばれる「マオタイ(茅台)酒」。
「味は悪いけど…」中国の焼酎“白酒”がニューヨークで人気の兆し―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a121299.html
2015年10月24日(土) 15時52分
2015年10月16日、中国には白酒(バイジウ)と呼ばれるきわめてアルコール度数の高い焼酎があるが、これが最近になってカクテルのベースとして注目を集め始めている。中国紙・参考消息が伝えた。
白酒はコーリャンなどの雑穀を原料とする蒸留酒で、伝統的なものは55度以上と非常にアルコール度数の高いことで知られる。強い芳香があり、中国の宴席では欠かせない存在とされてきた。正直、外国人にとってはたいへんなじみづらい酒でもあるが、11日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、白酒は中国の13億という膨大な人口に支えられており、世界で最大の販売量を誇る蒸留酒とのことである。その年間売り上げは230億ドルにも達する。
しかし、接待の宴席で多用される白酒は何といっても汚職行為と結びつきやすく、また、そのアルコール度数の高さから容易に泥酔状態に陥りやすい酒でもある。中国では近年、白酒の消費量に陰りがみられはじめており、各メーカーは新たな販路を開拓する必要に迫られている。
そこで、各社が目を付けたのがニューヨークである。アジア系の移民が多く、また毎年のように新作が生み出される厚いカクテル文化があるからだ。「Lumos」はニューヨークで初めて、白酒をメインに据えたバーだと自称する。白酒をベースにしたカクテル各種を15ドル(約1800円)から提供している。他にも、白酒ベースのカクテルを置く飲食店はニューヨーク市内に少なくない。スタイリッシュなヌーベル中華を提供する「Red Farm」では、白酒ベースの「マルコ・ポーロ」というカクテルが人気だ。白酒にさくらんぼやトマト、バジルや果実酢をプラスしたものだという。(翻訳・編集/愛玉)
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