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8日、国連分担金委員会が算出した2016〜18年の国連分担金について、各国が負担率の見直し交渉に入っている。これについて中国紙・環球時報は9日付でアンケートを実施。「日本は減額し中国は大幅増の国連分担金、納得がいきますか?」と投げ掛けた。写真は国連旗。
国連分担金=日本は減額、中国は大幅増、納得がいきますか?―13億人のアンケート
http://www.recordchina.co.jp/a121107.html
2015年10月14日(水) 21時40分
2015年10月8日、国連分担金委員会が算出した2016〜18年の国連分担金について、各国が負担率の見直し交渉に入っている。日本の負担率が10%を下回る9.68%となると見込まれる一方、中国は7.92%で、6位から3位に転じる可能性が浮上した。
これについて、中国の王民(ワン・ミン)国連次席大使は、中国にも他の発展途上国と同様の軽減措置を反映させるべきだと主張している。 一方、日本はこれまで非常任理事国であるにもかかわらず、米国を除く常任理事国よりも高い分担金を支払ってきており、常任理事国入りを強くアピールしていく。
これについて、中国共産党系新聞・環球時報(電子版)は9日付でアンケートを実施。「日本は減額し中国は大幅増の国連分担金、理にかなっていると思いますか?」との質問を投げ掛けた。14日午前10時時点で2万1394人の回答が寄せられ、うち13%に当たる2683人が「納得がいく」、87%にあたる1万8711人が「納得がいかない」と回答している。両者の具体的回答理由は以下の通り。
■「納得がいく」と回答した理由
「権利と責任の一致という観点からすれば、常任理事国なので当然のことだろう。確かに1人当たりGDPや貧困人口からすると減額もありかと思うが、国家としては世界第2の経済大国。その気骨を見せねば」
「能力が上がれば負うべき責任も重くなる。中国は確かに途上国でもあるが、世界第2の経済大国でもあるので、今後は援助を受けるばかりの存在ではいられない。むしろ他の途上国に手を差し伸べ、世界平和と安定のために貢献すべきなのである」
「大国としての責任を果たすのではなかったか?むしろ日本より多く払って当然。官僚たちが水面下で蓄えた汚職金をかき集めれば支払えるでしょうよ」
「国連における日本の影響力を考えれば、日本がこれまで払い過ぎだったというのは認める。ただし、多く支払えば必ずしも発言権が増すということでないのなら、中国としてもそんな無駄金は出したくないというのも一理」
■「納得がいかない」と回答した理由
「アベノミクスが功を奏しているのではないですか?なぜ日本が減額?」
「米国の未払い金はどうなった?日本のアベノミクスは破綻したか?」
「中国は後進国からは援助金をせびられるし、先進国からは『大国の責任を』とむしりとられている。今度は国連までが加担してきやがった。一銭だって無駄にやるものか。お金を失うより、メンツを失うのはごめんだ」
「これまで米国はさんざん国連の名の下に利益とメリットを享受してきただろう。その利用価値がなくなってきたら今度は常任理事国の席を餌に、他国をカモにしようとしている。絶対にその話に乗るもんか!」
「この前の国連総会で(実力以上に大国風を吹かせ)大見えを切ったからな。あれを見て世界中が誤解した。中国がいちばん金を持ってるだろうって」
「国連総会でかましたもんなあ。そのツケだね。自分が持ち上げた石を足の上に落っことしたようなもんだ」(翻訳・編集/愛玉)
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