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30日、中国南部の広西チワン族自治区柳城県で、地元政府庁舎など17カ所で連続爆発が発生し、翌日にも集合住宅で爆発があった事件で、容疑者とされている人物が、過去にインターネット上で社会への不満などを記す過激な投稿を行っていたことがわかった。資料写真。
「さあ、殺人の時間です」容疑者が、過去にネット書きこみで逮捕歴=郵便物連続爆発事件で―中国
http://www.recordchina.co.jp/a120285.html
2015年10月2日(金) 18時37分
2015年9月30日、中国南部の広西チワン族自治区柳城県で、地元政府庁舎をはじめとする17カ所で連続爆発が発生し、翌日にも集合住宅で爆発があった事件で、容疑者とされている人物が、過去にインターネット上で社会への不満などを記す過激な投稿を行っていたことがわかった。
30日に発生した17回の爆発は、主に小包に仕掛けられた爆発物が爆発したもので、少なくとも7人が犠牲になり、2人の行方不明者と50人以上の負傷者を出している。周辺地域からは計60点の不審物も見つかっている。翌1日は、中国の建国記念日に当たる「国慶節」。7日間にわたる大型連休の初日で、全国が祝賀ムードに包まれる中、集合住宅の建物の一部が崩壊する爆発が発生した。
既報では、容疑者として1人の男がすでに特定されており、すでに警察当局が拘束したとの情報が出ている。その人物像は33歳男性、少数民族・チワン族の出身で柳城県在住、職業は採石場の職員で、爆薬の管理をしていたという。記事では実名も掲載されている。
この男は過去に、インターネットの短文投稿サイトで過激な内容の文章を投稿し、当局に拘束された経歴があるという。情報は、香港紙アップルデイリーが米国の華字ニュースメディアの報道を引用して伝えたものだ。男は2013年7月、中国ポータル大手・テンセントの短文投稿サイト(騰訊微博)を通じ、「さあ、殺人の時間が間もなくやってきます。地元政府がわたしに破滅への道を歩かせるのです」との文章を投稿し、地元当局によって1年間にわたり拘束されていたという。
この他にも、「退路はないのだから、前へ進まなければいけない。予想もしない結末を導くために、必死で進む」など、社会への不満を吐露した投稿を複数回にわたって行っていたという。
事件については、すでに政府による情報統制が行われていると考えられる。台湾の通信社・中央通訊社は、「容疑者の実名は、中国のインターネット上で検索禁止用語となっている」と報じた。また、英公共放送・BBC(電子版)の報道によると、 “中国版ツイッター”と呼ばれる新浪微博では、事件に関するあらゆる個人の投稿が制限されている。閲覧できるのは官製メディアによる投稿だけだという。(翻訳・編集/愛玉)
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