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中国の物流業界人が感じた、日本と中国におけるトラックドライバーの差―中国メディア
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/economic_exchange/429251/
2015年09月23日
運聯伝媒は21日、中国の物流従事者が感じる、日中のトラックドライバー間における差について紹介する記事を掲載した。
トラックドライバーは社会から注目されないうえ「素養がない、学がない」などと蔑視する人もいる。しかし彼らは道路輸送の礎であり、貨物輸送発展の原動力なのだ。
国力の上昇、交易の活発化、電子商取引の急発展により、貨物輸送のスピードや質に対する要求が高まっており、商業における物流の地位も高まっている。近年、物流業は注目を集めるようになり、業界に存在する問題もクローズアップされるようになった。
しかし、貨物輸送の末端に位置して顧客と直接接する一方で、劣悪な環境で仕事を続けているドライバーへの注目はどうだろうか。彼らの作業環境を改善することで、物流セクションの基盤を充実させる必要があることを、忘れてはいないだろうか。
先日日本に行って大いに感じたのは、日本のドライバーの仕事環境が中国に比べてはるかに規範化、整備されていて、両者の差が非常に大きいということだ。
日本のトラックドライバーは相対的に見て高地位、高収入。彼らは物流企業のドライバーであることを誇りに思っている。ドライバーの作業を含む業界内の基準も整っていて、各種保障もしっかりなされている。そして彼らは自分のトラックをとても大切にしていて、6年、いや10年間乗っているトラックさえも新品同様に見えるのだ。
また、ドライバー育成の専門的な体制が整っており、職業道徳を守ることが当たり前になっている。ドライバーの人間像が中国のドライバーとは異なり、服装から職業人としての素養まですべてがより規範化されている。
日本では、ドライバーがトラックを止めた後で自らトラックの周囲を一回りし、安全リスクがないか検査、判断、分析する。それからタイヤに三角形の車止めをはめ込み、タイヤの滑動を防ぐ。こういった行動は中国では見られないものであり、やり過ぎじゃないかという声も出そうだ。しかし、中国で起きる多くの事故は、こういった細かい部分が原因になっているのである。
現在の物流ブームにおいて冷静となり、ドライバーやトラックといった物流の基礎についてより考えるようになることを望む。基礎がしっかりしてこそ、しっかりと前に進めるのだから。
(編集翻訳 城山俊樹)
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