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50年後に復活できるかも・・・重慶の女性作家、死亡後に頭部を冷凍保存―香港メディア
http://www.focus-asia.com/rss/429123/
2015年09月21日
今年5月30日に61歳で死去した重慶市の女性作家の遺体が、50年後の「復活」を期して冷凍保存されることとなった。香港・東網が報じた。
冷凍保存されることになったのは、5月30日にすい臓がんで死去した杜虹さんの遺体。生前、半ば冗談で「体を冷凍しようかしら」と語っていたことから、遺族が米国の人体冷凍研究機関であるALCORに連絡を取り、75万元で杜さんの頭部の冷凍保存を依頼した。
杜さんの体には死亡後すぐに抗凝固剤、抗菌薬、抗血栓薬が注射されるとともに、特製の人工心臓で血液の循環が継続された。それから細胞内の水分を抜き取り、代わりに凝固点がより低く、凍結しにくい保存液を注入する作業を約4時間にわたって繰り返した。その後零下60度のドライアイスを使いながら遺体の温度を下げていき、最後は零下40度前後の冷凍棺の中に入れられた。これで保存の下準備は完了、遺体はALCOR本部に送られて、零下196度の液体窒素の入った特殊容器で頭部が保存されることになるのだ。
こうして冷凍保存される杜さんの頭は、定期的に液体窒素を加えることで長期保存が可能だという。ALCORでは、50年後の科学技術では杜さんの頭を解凍して「復活」させることができるのではないかと楽観的な予測を示している。
杜さんの家族によると、全身の保存には200万元は必要だったのこと。頭だけなら75万元で済むため、このことを生前の杜さんに話して承諾を得たという。杜さんはまた、自らの遺体が実験に使われることも厭わない考えを示していたそうだ。
杜さんはかつて書いたSF小説の中で、大脳を取り出して冷凍保存する技術により復活する人物を描いたことがあったという。
(編集翻訳 城山俊樹)
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