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日本は小さいと思っている中国人が多いけど・・日本に対して抱く、6つの大きな誤解―シンガポールメディア
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/economic_exchange/425457/
2015年08月06日
星島環球網は4日、シンガポール華字メディア・聯合早報が4日に発表した「中国人が日本に対して抱いている誤解」という文章について紹介する記事を掲載した。
現在中国は抗日戦争70周年記念イベントを大々的に実施することで、人びとに歴史を忘れないよう呼びかけている。しかし、中国人は依然として日本に対して徹底的な理解に至っておらず、そこには大きな誤解が多々存在するのである。
【誤解その1】日本は「小日本」である
本当に日本が「小さい」と思っている人がいるようだが、日本は国土面積こそ37万平方キロメートルしかないものの、「自称」している領海や排他的経済水域は400平方キロメートルあまりに及び、中国を上回っているのである。人口も1億あまりいるし、経済規模だって世界3位。軍事力でも強国であることは間違いない。清朝は日本を小国扱いしたことでひどい目に遭った。「大日本帝国」が妄想であったとしても、日本が「大国」であることをしっかり認識しなければならないのだ。
【誤解その2】日本人はみんな「鬼子」である
実際、近代日本軍の中国侵略は少数の軍国主義政治家によって進められたものであり、「日本鬼子」はこの侵略者のみを指すべきなのだ。すべての日本人を示すものでは絶対ない。日本にも中国との友好を主張する人は以前からいる。日本メディアによれば、日中関係を望んでいる日本人は76%にのぼるという。日中国民の互いの理解と信用を深めることが、日中関係にとって良いことなのである。
【誤解その3】日本の侵略者は、かつて中国の中原地域に入り込んできた少数民族と同じ
日本の侵略者をかつてのモンゴル人、満州族と同じように考え、日本の中国侵略も全く受け入れられないわけではないとの認識を持つ者がいる。これが日本の侵略者にすり寄ったり、売国奴に成り下がる人間が出てくる原因の1つなのだ。モンゴル人や満州族は中原の民族と交流、融合するとともに、中華文明を正当なものとみなしてきた。彼らは「中原に入って主となる」に過ぎず、決して中国を滅ぼそうとしたわけではないのだ。そこが日本の侵略者とは違う。
【誤解その4】日本は「辺境の属国」である、あるいは「日中は並び立たない」と考えている
実際、日本は中華文明の数々を吸収した一方で、中国王朝からの独立を終始守ってきた。日本の統治者は、中国王朝統治者と自らを対等あるいはそれより一段高く見ていた。「日出ずる処の天子が日落ちる処の天子に……」の件がその例だ。中国人は、日本人の強い自尊心とともに、日中両国が終始「並立」してきたことを認識する必要がある。今になっても強国同士としてアジアをリードすべきだ。
【誤解その5】日本の民族的性格を最も良く分析した著作は「菊と刀」である
美を愛し武を貴ぶとする「菊と刀」は、日本人の性格を美化し、誤った認識を持っている。日本人の民族的性格は「島国根性」であるに過ぎない。島国の民族ゆえ冒険や戦闘を好み、他人の良いものを自分のものにすることに熱中するのだ。また、東アジア大陸の秩序や文化を心から羨ましがっており、この秩序の頂に立つことを妄想しているのである。だから、近代日本の軍国主義はアジアを統治する野心を抱き、今の日本の政治家も中国に屈しようとしないのだ。
【誤解その6】日本人は中国人より優れている
中華文明が人類を代表する文明の1つであるのに対し、日本にはオリジナリティある文明的な成果が非常に少ない。日中間に存在するのは「差」というよりも「違い」なのだ。とにかく大事なのは、民族を優劣で判断するのではなく、日本をリスペクトし、理性的に眺め、真摯に日本について研究し学ぶこと。互いに長所を学び短所を補い、競争しつつも代々友好を深めることこそ、日中の民族どうしが付き合っていく道なのである。
(編集翻訳 城山俊樹)
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