家屋や農地の強制収用をめぐる公判で、当局に抗議する王宇氏（左から４人目）＝４月、中国江蘇省蘇州市（共同）

中国、弁護士ら百人超連行　過去最大、一斉摘発
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150713/frn1507131208008-n1.htm
2015.07.13　夕刊フジ

　中国各地で９日以降、人権派弁護士や活動家ら１０７人が公安当局に連行されるなどした。格差拡大など社会矛盾への不満が増大する中、習近平指導部は、各地で頻発する抗議活動が組織化されて反体制運動へと発展するのを警戒。支援する弁護士らを一斉に摘発し、活動を徹底的に弾圧する狙いとみられる。

　弁護士らを狙った摘発としては過去最大規模とみられ、米国務省は１２日、「深い懸念」を表明する声明を発表、弁護士らの解放を強く求めた。

　人権活動家らは「暗黒の週末だ」と懸念を表明。習指導部が提唱する「法に基づく統治」の実態は、一党独裁の強化にあることを露呈したと指摘した。

　公安省は、著名な女性人権派弁護士の王宇氏や同僚の弁護士、周世鋒氏らを拘束。中国の人権問題を扱うウェブサイト「維権網」によると、９日から１３日までに当局に連行されたり、呼び出されたりした弁護士や活動家らは計１０７人に上った。（共同）

コメント
1. 2015年7月13日 21:23:18 : Cur0RCSFcE 終わりを迎えた中共政権。 習近平の強硬策は、自滅への近道となるだろう。
2. 2015年7月14日 23:00:24 : 9Rl1jJIGHM 中共が、また「反右派闘争」みたいなことをやっているようだ。中共の大陸恐怖支配に邪魔な知識人、有識者、文化人を逮捕、投獄、拷問、死刑にしている。昔と違い、国際短波放送で欧米の情報も手に入る。いかにインターネットを外国から遮断したところで、空から電波が降ってくる。ジャミングで妨害しても、もぐらたたき状態。 短波ラジオの生産を、外貨を稼ぐために国策で進め、日本メーカーはソニーを除いて撤退したけど、あまりの過剰生産で、バカみたいな安い価格になったので、簡単に購入できる。それらの製品を中国大陸の知識人が購入して、海外からの短波ラジオ放送を聴いているのだ。 北京当局が弾圧しようとも、自由を求める大陸住民の運動は止まらない。特に最近の海外旅行ブームで、外国の自由な空気を吸った人々が、このまま一党独裁の恐怖政治が続くことを許さなくなるだろう。彼らは、外国なみの自由社会を求めている。近い将来、中共は自滅し、中国大陸には新たな風が吹き込むだろう。

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