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2日、中国雲南省のある村の住民が2年前にベトナム人から購入した犬が、実は国家2級保護動物に指定されている熊だということが分かった。
「犬だと思ってずっとかわいがってきたのに…」、飼い始めて2年後に判明した“愛犬”の正体、実は国家級保護動物だった!―中国
http://www.recordchina.co.jp/a113146.html
2015年7月4日(土) 20時24分
2015年7月2日、中国雲南省のある村の住民が2年前にベトナム人から購入した犬が、実は国家2級保護動物に指定されている熊だということが分かった。雲南網が伝えた。
ベトナムとの国境付近でバナナを栽培していたこの男性は2年前のある日、ベトナム人が連れていた2匹の犬を気に入り、家に連れて帰った。2匹はとても従順で、この男性は毎日のように体を洗ったり、ブラシで毛をとかしたりして世話に励んだが、食欲旺盛でぐんぐん成長していくにつれ、「愛犬」の姿や行動に異変が生じ始める。犬とはかけ離れた外見になり、家で飼っている鶏を捕まえて食べるようになった。そんな中、男性は偶然目にした野生動物の保護を訴えるポスターで、飼っている犬が実は熊だったということを知った。
その後、男性は現地の森林公安局に熊を引き取ってもらうことを決意し、2匹は最終的に同省の野生動物保護センターで新たな生活をスタートした。公安局が男性の家を訪れた際、2匹はじゃれあってかわいい仕草を見せたといい、これを知ったネットユーザーからは「2年も飼っていたのだから飼い主は複雑な感情だろう」「恐竜じゃなくて、熊で良かったよ!」などのコメントが出ている。(翻訳・編集/野谷)
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