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25日、中国網は、「中国の高速鉄道は日本のリニアよりも優勢だ」と題する記事を掲載した。写真は中国高速鉄道。
中国高速鉄道は日本のリニアよりも優位に立っている―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a112452.html
2015年6月27日(土) 12時55分
2015年6月25日、中国網は、「中国の高速鉄道は日本のリニアよりも優勢だ」と題する記事を掲載した。
近年、中国と日本は高速鉄道建設および設備の輸出をめぐってし烈な争いを繰り広げている。中国がロシアと高速鉄道の契約を結んだと見るや、日本はリニア技術の宣伝に力を入れ始めた。これにて、中国の高速鉄道と日本のリニアの戦いの火ぶたが切って落とされた。
現在、中国高速鉄道は時速520キロを記録し、日本のリニアは世界最速の603キロを記録している。リニアは中国の高速鉄道と比べてスピードこそ勝っているが、消費エネルギーや修理、高電磁輻射などの問題を抱えている。加えて、建設コストが非常に高いこともネックになっている。世界で初めて商業運行したリニアは上海浦東にあるが、赤字続きだ。リニアはスピード、安定性、快適さで分があるが、建設コスト、工期の長さ、収益の不透明さなどの不確定要素がある。
そこで日本は建設コストで米国に有利な条件を提示した。パテント料を無料にするほか、すべての技術や運営管理モデルも無償提供し、総工費の50%以上を融資するというものだ。しかし、中国高速鉄道は低コストと工期の短さで国際的な影響力を強めている。日本の米国への売り込みは、成功しないことは明らかだ。米国にしてもその他の国にしても、どちらがより優遇してくれるかではなく、総合的な視点から判断するのだ。市場競争の下で、中国の高速鉄道と日本のリニアの争いはさらに激しくなることが予想されるが、現在は中国の高速鉄道が優勢だと考える。(翻訳・編集/北田)
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