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MERS発覚後、旅行客が激減した韓国・仁川空港(ロイター)
中国で“韓国離れ”急加速 “MERS禍”観光業を直撃 背景にSARSの悪夢
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150613/frn1506131830003-n1.htm
2015.06.13 夕刊フジ
韓国の中東呼吸器症候群(MERS)による波紋が収まらない。13日午前時点で138人の感染が確認され、このうち死者は14人。初の4次感染が確認されたほか、小学生の女児(7)に陽性反応が出た。MERSは観光業も直撃しており、今月に入り、8万人以上の外国人旅行客が韓国行きをキャンセル。とくに、中国人が韓国を避ける動きが急加速している。
事態が収束する気配はみえない。韓国の保健福祉省は13日、感染者が12人増え138人、死者は14人に上ったと発表。隔離対象者は3600人を超えた。また、MERS感染が新たに分かった男性(70)が、最初の患者から2人を媒介した「4次感染」だったことが初めて確認された。
陽性反応が出た女児はソウル郊外の京畿道(キョンギド)城南(ソンナム)市在住。父親と、多数の感染者が出たサムスンソウル病院を訪れ、父親の感染確認後、自宅隔離されていたという。感染が確認されれば10歳以下で初の感染例となる。
経済への影響も深刻化している。聯合ニュースは、今月1日から10日にかけて韓国旅行をキャンセルした外国人は計約8万4450人に上ったと報じた。韓国観光公社の調べで、10日だけで韓国旅行をキャンセルした外国人観光客は1万6750人となり、前日より24・7%増加。国・地域別に見ると、台湾が5600人で、中国の5400人を上回った。香港(3100人)、日本(1620人)と続いた。
とくに韓国行きを避け出したのは、中国人だ。
中央日報(12日付、日本語電子版)は、「中国人は普段の1日2万人から現在は400人に減った」などという仁川空港の関係者の話を紹介。中国人旅行客が大挙する人気のスポットも閑古鳥が鳴いているといい、ソウル市の中部市場では、高麗人参販売店の社長が「終わったという言葉しか出ない」「中国人観光客が主な客なのに、生活が苦しい」などと嘆く。
一方、中国の上海で13日から始まった「第18回上海国際映画祭」では、韓国の映画関係者に中国への渡航中止を要請するなど、中国でのMERS警戒は厳戒態勢だ。
ここまで神経質になる背景には、2002年から03年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の悪夢がある。中国では、03年第2四半期の国内総生産(GDP)成長率が前四半期より約3%低下、経済面でも深刻なダメージを受けた。
先月末には、感染疑いの韓国人男性が中国に“強行出張”し、訪問先の広東省で感染が確認されたことが発覚。中国世論の韓国離れを加速させる結果にもなっている。
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