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10日、河北省滄州市粛寧県で発生した容疑者との銃撃戦で殉職した警官の妻が宿泊ホテルの6階から飛び降りて死亡した。
容疑者との銃撃戦で警官が殉職、妻は悲しみのあまり飛び降り自殺=中国ネット「残された子供はどうなるの?」「心のケアをしていれば…」
http://www.recordchina.co.jp/a111275.html
2015年6月13日(土) 21時38分
2015年6月10日、中国公安部治安管理局によると、8日夜に河北省滄州市粛寧県で発生した容疑者との銃撃戦で殉職した警官の妻が10日午前4時ごろ、宿泊ホテルの6階から飛び降りて死亡した。中国紙・新京報が伝えた。
粛寧県西石堡村で8日深夜、容疑者の劉双端(リウ・シュアンドゥアン)が猟銃で村人2人を殺害、3人にけがを負わせる事件が発生した。劉容疑者は駆けつけた警官らに発砲。激しい銃撃戦となり、薛永清(シュエ・ヨンチン)警官を含む2人の警官が銃弾を受けて亡くなった。薛警官の妻は夫を亡くした悲しみに耐えられず、自殺したと思われる。薛警官の両親と妻の両親、薛夫婦の大学生の息子に対し、専門の心理カウンセラーが心のケアにあたっている。
中国のネットユーザーは薛警官と妻の死に哀悼の意を表しているが、妻の自殺については「どんなにつらくても家族を残して死ぬのは身勝手だ」といった非難の声が上がっている。また、「遺族の心をケアする体制が確立していれば、このような悲劇は起こらなかった」と、政府側の対応を批判するコメントも数多く寄せられている。(翻訳・編集/本郷)
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