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周永康氏
周永康氏、重罪なのに「無期判決」のウラ事情 習主席、暗殺警戒か
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150612/frn1506121700003-n1.htm
2015.06.12 夕刊フジ
中国の周永康・前共産党政治局常務委員(72)に、異例の“温情判決”が下った。巨額の収賄や職権乱用、国家機密漏えいといった重罪に問われていたのだが、判決は非公開で行われたうえ、死刑ではなく無期懲役だったのだ。中国ウオッチャーは背景として、反腐敗運動を進める習近平国家主席が、暗殺やクーデターなどを恐れた可能性を指摘している。
「国家と人民の利益に重大な損失をもたらした」
天津市第1中級人民法院(地裁)は11日、周氏をこう断罪した。収賄額は計約1億3000万元(約26億円)、不法利益は21億4000万元(約428億円)、6件の国家機密漏えいが認定された。
ただ、今回の判決には疑問が多い。
中国では重大な汚職事件には死刑が適用されることが少なくないが、周氏に言い渡されたのは、無期懲役と政治的権利の終身剥奪、個人財産の没収のみ。同じく汚職で失脚した、元重慶市党委書記(元党中央政治局員)、薄煕来服役囚の判決は公開されたが、今回は非公開だったのだ。
中国事情に詳しい評論家の宮崎正弘氏は「習主席は『共産党内の不満』や『米国の動き』に神経をとがらせているようだ」といい、続けた。
「習主席が進める反腐敗運動への党内の反発はすさまじい。党内がささくれ立っていて、幹部は横を向いている。周氏に過激な判決が出ると、暗殺やクーデターに発展する恐れがあった。加えて、米メディアが5月に、習主席の腹心で、反腐敗運動を主導する、王岐山・中国共産党中央政治局常務委員のスキャンダルを報じた。米財務省が『中国批判』に加わる動きも出ている。政権中枢幹部のスキャンダルに、党内外が注目している。まだ分からないが、習主席は腐敗追及の手を緩めざるを得なくなるのではないか」
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