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今も乗客の捜索や救援活動が続く(C)AP
客船転覆400人不明…中国にはびこる“恐怖のクルーズ”裏事情
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/160411
2015年6月3日 日刊ゲンダイ
中国・長江で乗客乗員456人を乗せた客船「東方之星」の転覆事故。国営メディアによると、船長と機関長が拘束されたが、いまだ400人以上が行方不明だという。
ここ最近、中国は空前のクルーズブームに沸いている。香港の観光局は、2015年、世界全体のクルーズ船利用客の4分の3が中国人になると予測している。日本へ“爆買い”客を運んだのも、豪華客船だった。
中国のクルーズ事情は、一体どうなっているのか。
「今回、事故があったのは『三峡巡り』という中国国内では定番の観光コースです。長江の峡谷の壮大な景観が人気で、外国人観光客の間でも有名です。日本人観光客は年々、減少傾向にありますが、ピーク時は年間5万人にも上りました。料金は2〜3泊で約1万6000円とリーズナブル。海外まで足を延ばす豪華客船ともなると、4万〜10万円はかかる。それでも予約がすぐいっぱいになるほどの人気です」(現地事情通)
東方之星は重慶市の造船所が94年2月に建造した船舶で、運航していたのは「重慶東方輪船」という会社。他にも数隻の客船を運営している。現地報道では、過去に事故を起こしたこともなく、市政府からの信頼も厚かったというから、マトモな運営会社だったのだろう。ところが、一方ではこんな声も聞こえてくる。
「現地では、売り上げを伸ばすためには多少のムチャもいとわない会社も多い。少しでも乗客を増やすため、定員の2、3倍の客を無理やり詰め込むケースは当たり前です。悪天候でも出航を強行したり、船舶のメンテナンスや管理がズサンな会社もある。そんな事情を知ってか、『客船だけは乗りたくない』と言う中国人も中にはいます」(『月刊中国』を主幹する中国人ジャーナリスト・鳴霞氏)
中国でクルーズを楽しむなら、よ〜く考えた方がいい。
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