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タカタ問題新たに噴出、中国でも30万台超リコール―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a109183.html
2015年5月19日(火) 14時49分
2015年5月18日、広州日報によると、日本のタカタ社製のエアバッグ欠陥による自動車リコール問題が14日、さらなる広がりを見せた。トヨタと日産が同日、新たにリコールを宣言し、650万台をリコールすることを発表したのである。この問題は中国市場にも波及している。中国国家質量監督検験検疫総局(品質検査部門)のウェブサイトによると、天津一汽豊田汽車有限公司がヴィオスやカローラの一部を6月12日からリコールする。台数は計30万台以上に上る。
▼世界で新たに650万台リコール
トヨタが世界各地でリコールするタカタ製エアバック搭載の自動車は約500万台に達し、カローラやヴィオス、ヴィッツなど35車種に及ぶ。日産の世界各地でのリコール台数も156万台に達するという。車種はまだ明らかにされていないが、広州日報の調べによると、国家質量監督検験検疫総局ウェブサイトにはすでに日産のリコール情報が掲載されている。
タカタのエアバック問題は2008年から広がり始めた。2014年末までに世界の大手自動車メーカーが計2500万台以上をリコールした。今回の650万台を加えれば3000万台に達し、世界の自動車史上、最大規模のリコールとなる。
今回のトヨタのリコールは中国市場の30万台以上にかかわるものとなった。国家質量監督検験検疫総局ウェブサイトによると、天津一汽豊田汽車有限公司は「欠陥自動車製品リコール管理条例」の要求に基づき、同局にリコール計画を報告した。同局はこれを受理し、2004年1月1日から2007年3月31日までに生産されたヴィオスとカローラ計30万2705台を6月12日からリコールすることを決定した。
BMWやベンツ、GM、トヨタ、日産、ホンダなどの自動車メーカーはいずれもタカタ製品を使っている。今回の問題には世界の多くのメーカーが巻き込まれた。業界関係者によると、第三者メーカーの部品の品質をいかに監督するかは各大手自動車メーカーにとっての悩みの種となっている。(提供/人民網日本語版・翻訳/MA・編集/武藤)
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