http://www.asyura2.com/15/china6/msg/119.html
Tweet |
【社説】中国の風刺画家、逮捕恐れ日本から出られず
原文(英語)
2015 年 5 月 18 日 16:29 JST
北京の自宅アパートのバルコニーに立つ漫画家の王立銘さん(2013年10月22日) Reuters
フランスの週刊紙シャルリー・エブドからマレーシアの漫画家ズナールことズルキフリー・アンワル・ウルハケ氏に至るまで、政治風刺画家は恐ろしい時代を生きている。ウルハケ氏は治安妨害の罪で禁錮43年の刑に直面している。一方、中国の漫画家、王立銘さんの名前はあまり知られていない。同氏が受けている試練は、世界で最も権威主義的な国家が抱える妄想癖と執念深さを浮き彫りにしている。
「変態唐辛子」(レベル・ペッパー)のペンネームで活躍する王さんは昨年、数週間の予定で日本を訪れた。だが、彼は逮捕を恐れていまだに中国に帰るのをためらっている。
王さんの受難は、香港での親中派デモを描いた漫画を公表した昨年の夏から始まった。中国本土からやってきたデモ参加者はおそろいのTシャツを身につけ、出身地や勤務先によって分けられた集団で行進した。王さんの風刺画では、こうした見せかけのデモ隊が毛沢東の肖像画を掲げ、香港に「叩頭(皇帝の前でとる臣下の礼)」の仕方を教えている。
この漫画が公表された翌日、中国共産党の機関紙、人民日報が王さんを「親日、媚日、漢奸(売国奴)」と批判するコラムを掲載し、彼を逮捕すべきだと主張した。複数の国営メディアもこの人民日報のコラムを転載した。王さんは中国のインターネットアカウントに接続できなくなり、作品を掲載するミニブログだけでなく、生活費を稼ぐ手段であるアリババの通販・オークションサイト「淘宝網(タオバオ)」なども締め出された。王さんはこうした動きについて、「文化大革命から出てきたもののようだ」と述べた。
現在、王さんは生活に困っている。先週執筆した文書では、「収入源を絶たれ、貯金を使い果たした」として、人々に支援を求めている。同氏は「(共産)党は恐らく、見せしめとして一人ずつ戒めたいと思っている」と述べ、「刑務所に投げ込まなくても、生きるのを不可能にしてしまう」と語った。
少なくとも、王さんは今、言論の自由がある場所にいる。ただ、習近平国家主席は政権に反対するあらゆる人物を弾圧しており、王さんもその一人なのだ。
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0CB4QFjAA&url=http%3A%2F%2Fjp.wsj.com%2Farticles%2FSB10520257288521003311804580648144009903422&ei=GJ1ZVdvJLMff8AWx4IKYAg&usg=AFQjCNGCqNzFwGL8xe_HvR3UW_phTQgqJA&sig2=rQ_vSGLPAAw7-6GiwQAERA&bvm=bv.93564037,d.dGc
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。