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(回答先: 北朝鮮からの亡命、韓国で相次ぐ 軍高官や外交官も:「粛清の嵐」が吹いている北朝鮮、危ないと思った人は逃げる 投稿者 あっしら 日時 2016 年 4 月 12 日 03:31:31)
記事入力 : 2016/04/12 10:04
北朝鮮偵察総局幹部、娘を連れて韓国に亡命
朝鮮人民軍出身の脱北者ではこれまでで最高位
北朝鮮の党、政府、軍の幹部はここ2年で20人以上が韓国に亡命
北朝鮮で対南(韓国)工作を担当する偵察総局の大佐が2014年末に脱北し、韓国に亡命していたことが11日までに分かった。この人物は韓国で活動する工作員を実際に管理する職務に当たっていたという。今回を含め、北朝鮮の党、政府、軍の幹部による亡命は、ここ2年間で20人を上回った。
北朝鮮の内部事情に詳しい複数の消息筋は11日「北朝鮮の偵察総局で対南工作を実際に指揮していた工作官が、娘を連れて中国経由で脱北した」と明らかにした。この偵察総局大佐は平壌で対南工作を担当していたが、後に海外(中国)に派遣された際、娘が中国に留学した機会を利用して共に亡命したようだ。上記の消息筋の一人は「この大佐は、気が変わりやすい金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の下で働いていると、いつ命を失うか分からないという危機感を日頃から持っていたため、亡命を決意したと聞いている」と述べた。
偵察総局は北朝鮮では国防委員会直属の組織で、金正恩氏に直接報告などができる朝鮮人民軍の核心的な地位にある。そのため偵察総局大佐は、一般の朝鮮人民軍将校よりも待遇が良く、過去の元軍関係者の脱北者の中では最も地位が高い。上記の消息筋の一人は「この大佐は、2014年以前の偵察総局による対南工作について、非常に詳しい情報を韓国側に提供したようだ」と伝えている。
2013年末に張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長が処刑された直後から、党、政府、軍の幹部らによる亡命が相次いでいる。中には金正恩一家の裏金を管理する39号室の管理下にあるテソン銀行のアフリカ支店長、ロシアのウラジオストク代表、中国や香港の責任者クラスなども含まれている。彼らはいずれも300万−500万ドル(約3億2000万−5億4000万円)の現金を持って亡命してきたという。
さらに偵察総局から外貨稼ぎのため中国に赴任していた中領(中佐に相当)クラスの幹部、対南工作機関・統一戦線部の外貨稼ぎ担当者、東南アジアやアフリカ駐在の外交官らも昨年亡命しすでに韓国に入国している。外交官の中には家族を連れて亡命してきたケースもあるという。ある韓国政府筋は「彼らはいずれも『自分も粛正される恐れがある』として命の危険を感じ、韓国行きを選択したと証言している」「金正恩体制がスタートした後、一般の脱北者の数は減少しているが、エリートの脱北は逆に増加している」などと明らかにした。
アン・ヨンヒョン記者 , イム・ミンヒョク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/04/12/2016041200978.html
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