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7日、韓国の複数のメディアによると、北朝鮮メディアは「特別重大報道」を通じ、同日午前9時31分ごろに行った長距離ミサイル発射が「完全に成功した」と主張した。資料写真。
北朝鮮メディア「光明星4号、完全成功」=韓国ネット「民族的には成功を喜ぶべきなのか?」「テレビ放送は成功としか発表しない」
http://www.recordchina.co.jp/a128639.html
2016年2月7日(日) 18時50分
2016年2月7日、韓国の複数のメディアによると、北朝鮮メディアは「特別重大報道」を通じ、同日午前9時31分ごろに行った長距離ミサイル発射が「完全に成功した」と主張した。
北朝鮮の朝鮮中央テレビや平壌放送など複数の北朝鮮メディアは「特別重大報道」を発表し、「北朝鮮の国家宇宙開発局の科学者・技術者は国の宇宙開発5カ年計画の16年度計画に基づいて新たに研究開発した地球観測衛星・光明星4号の軌道投入に完全に成功した」と明らかにした。
報道では続けて「運搬ロケット光明星号は、16年2月7日9時(北朝鮮時間)に平安北道鉄山郡東倉里から発射され、9分46秒後の9時9分46秒に地球観測衛星・光明星4号を正確に軌道に投入した」と伝えた。
また「光明星4号は、97.4度の軌道傾斜角で高度500キロメートルの極軌道を周回しており、周期は94分24秒」とし、「光明星4号には、地球観測に必要な測定機材と通信機材が搭載されている」と説明。さらに「光明星4号打ち上げの完全成功は、労働党の科学技術重視政策の誇らしい結果であり、自主的な平和宇宙利用の権利を堂々と行使して国の科学技術と経済、国防力を発展させていく上で画期的な出来事」と主張した。
「自主開発衛星打ち上げの継続」を主張することで、国際社会の反対世論にもかかわらず、大陸間弾道ミサイル発射実験を継続するという意志を表したものとみられている。
この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。
「イージス艦も出動させて、ミサイルの軌道追跡を予定していたが、追跡できたのか?」
「ミサイル迎撃システムも用意していたが、結局使わなかったな」
「事実上の大陸間弾道ミサイルの打ち上げ成功ということになるが、韓国には関係ない。米国への脅威にはなるが…」
「ミサイルの発射ごときに恐れることはない。われわれには拡声器(北朝鮮の体制混乱を目的とした宣伝放送用)がある」
「たとえ発射に失敗したとしても、北朝鮮がそれを素直に発表するはずはない。テレビ放送は成功としか発表しない」
「民族的に考えたら、成功を喜ぶべきなのか?複雑な心境だ」
「北朝鮮成功おめでとう。無能な韓国政府よりも100培すばらしい」
「大みそか(旧正月基準)の朝に、ミサイル発射成功か?ある意味めでたい」
「開城工業団地(北朝鮮南部の開城市郊外にある経済特別区。韓国企業が投資を行っている)から撤収しろ。こんなことをするやつらと一緒に仕事はできない」
「ロシアに頼ってようやくナロ号を打ち上げできた(13年ナロ3号)韓国とは大違いだ」(翻訳・編集/三田)
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