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18日、韓国のテレビ局KBSによると、全羅南道順天の病院で手術用の酸素ボンベに、溶接用の「アルゴンガス」が充填されており、患者が4カ月間意識不明の状態になっている。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。
韓国の病院で酸素吸入器から溶接用ガス、男性患者が4カ月間意識不明の重体に=韓国ネット「ミネラルウオーターのボトルに農薬を入れたようなもの」
http://www.recordchina.co.jp/a125466.html
2015年12月19日(土) 23時10分
2015年12月18日、韓国のテレビ局KBSによると、全羅南道順天の病院で手術用の酸素ボンベに、溶接用の「アルゴンガス」が充填(じゅうてん)されており、ガスを吸入した患者が4カ月間意識不明の状態になっていることが明らかになった。
全羅南道順天の病院で、腰にできた腫瘍の除去手術を受けるため入院した男性患者(47)が、医師が麻酔を行った後、急にまひを起こし光州広域市の大学病院に運ばれた。男性はその後4カ月間意識不明の重体の状態となっている。警察の捜査の結果、麻酔の投与が行われた際に男性が付けていた酸素吸入器から、酸素ではなく溶接用の「アルゴンガス」が流れていたことが明らかになった。ガス充填業者が医療用酸素ボンベに誤ってアルゴンガスを充填し病院に納入したことが原因だった。
この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。
「容器が違うはずなのに、なぜこういう事故が起こるんだ?」
「誰でも被害に遭う可能性があったということだな」
「病院が使う医療用ガスを、工業用ガスを扱う会社に任せたこと自体、問題があるのではないか?」
「病院では基本、ガス配管ごとに色を変えて、正しいガスしか接続できないように連結部の形状も変えている。でも、酸素ボンベの中に他のガスが入っていたら、もう確認する方法がない」
「患者に対しては病院が100%責任を負わねばならない。ガス業者とは、別途病院が争う問題だ」
「手術用器具は非常に厳重な管理がされているのに、酸素ボンベの管理はこんなに甘いのか」
「ミネラルウォーターのボトルに誤って農薬を入れた、なんてことと同じではないか」
「ボンベ接続後に、実際にガスの種類を分析できるようにするなどの最低限の確認手順と確認義務がなければ、またこういうこと起きてもおかしくない」(翻訳・編集/三田)
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