北朝鮮、ミサイル基地の改良工事が完了間近＝米研究所

http://s2.reutersmedia.net/resources/r/?m=02&d=20151209&t=2&i=1101162424&w=644&fh=&fw=&ll=&pl=&sq=&r=LYNXMPEBB81G3
　１２月９日、米ジョンズ・ホプキンス大学の米韓研究所は、最新の衛星画像をもとに、北朝鮮の西海にあるミサイル基地の改良工事が完了に近づいているとみられるとの報告書を公表した。提供写真（２０１５年　ロイター/Airbus Defense & Space and 38 North）
{ワシントン　９日　ロイター} - 米ジョンズ・ホプキンス大学の米韓研究所は９日、最新の衛星画像をもとに、北朝鮮の西海（ソヘ）にあるミサイル基地の改良工事が完了に近づいているとみられるとの報告書を公表した。より大規模なミサイルの発射準備が２０１６年第１・四半期までに整う可能性があるという。

北朝鮮はこれまでに３回の核実験を実施。現在は核弾頭を搭載した大陸間弾道ミサイルを開発中とみられている。

同研究所が運営する北朝鮮分析サイト「３８ノース」に掲載された報告書によると、今年１０─１１月の衛星画像で、新たな推進剤貯蔵施設とエンジン試験台の建設が確認されたという。

報告書は「３年に及んだ改良工事がおそらく終わることを示す」としている。

北朝鮮は、「ロケット」打ち上げは衛星を軌道に乗せることが目的で、合法な宇宙開発プログラムの一環だと主張している。

http://jp.reuters.com/article/northkorea-rockets-idJPKBN0TS30F20151209

外国の諜報組織の調査によると、北朝鮮では21％の国民が短波ラジオで外国からの放送を聴いていると言います。脱北者の証言では、器用な人が部品を密かに手に入れて自作しているとか。日本からの拉致被害者向け放送、「JSRしおかぜ」「ふるさとの風」の朝鮮語放送を、実際に聴いていたと言っています。本当なら手紙を出したいが、北朝鮮当局が全ての郵便を開封検閲しているため、無理だと言っていました。

北朝鮮の電力不足は深刻です。日本統治時代に日窒コンツェルンが建設した水力発電所を多数稼動していたものの、整備なしで故障が相次ぎ、多くが使い物にならなくなった。北朝鮮の能力では、日本が作った社会インフラを維持することは不可能です。それを認めない金正恩。何かあったらあたりちらかし、有能な人たちは次々と闇に葬られ、今じゃボンクラしか残っていません。

外国からの短波ラジオ放送にジャミングを掛けていたのも、今じゃおぼつかなくなりました。自国の国際ラジオ放送ですら、満足に送信できない。電力不足で送信がとまったり、出力低下で聴こえなくなったり、ほんの5年前では考えられない状況です。明らかに体制の維持に限界が来ている。