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7日、この日は中国と台湾にとって歴史的な1日となった。中台分断以来、初となる首脳会談がシンガポールで実現したのだ。しかしその一方で、中台双方のメディアはそれぞれ、会談内容についての「報道規制」を行っていることが分かった。
<中台首脳会談>生中継で突然のカット…中国・台湾双方のメディア、それぞれに「報道規制」―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/a122990.html
2015年11月10日(火) 12時48分
2015年11月7日、この日は中国と台湾にとって歴史的な1日となった。中台分断以来、初となる首脳会談がシンガポールで実現したのだ。しかしその一方で、中台双方のメディアはそれぞれ、会談内容についての「報道規制」を行っていることが分かった。米国営放送ボイス・アブ・アメリカ(VOA)が伝えた。
中国国営テレビ・中央電視台(CCTV)は会談の様子を生中継で伝えたが、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統の発言部分をカットして放送した。これには多くの非難が寄せられている。また、台湾大手紙・自由時報は7日付で、「台湾でもこうした報道規制があった」と指摘した。記事によると、国営メディア・中央通訊社は、同じく馬英九総統の談話から「一つの中国」に言及する部分を削除して報道。台湾与党・国民党がフェイスブックに開設する公式ページでも、同様の削除が行われたとされる。
香港のニュースサイト・端伝媒(イニシウム・メディア)の指摘では、中国国営通信社・新華社の会談内容を伝える報道でも、習近平(シー・ジンピン)国家主席や中国国務院台湾弁公室の張志軍(ジャン・ジージュン)主任による発言内容がほとんどを占め、馬英九総統による発言は記事全体のわずか15%を占めるにすぎなかった。(翻訳・編集/愛玉)
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