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28日、南シナ海において米中間の軍事的緊張が高まっていることについて、韓国大統領府が国際規範に沿った平和的解決の必要性を強調した。資料写真。
国、南シナ海問題の平和的解決を強調=韓国ネットは解釈分かれる「ついに中国側に立った」「対応を間違えたら、米国に捨てられるかも」
http://www.recordchina.co.jp/a121994.html
2015年10月29日(木) 5時28分
2015年10月28日、韓国大統領府は、南シナ海において米中間の軍事的緊張が高まっていることについて、「国際的に確立した規範に沿って平和的に解決すべき」との立場を示した。韓国・ニューシスなどが伝えた。
大統領府の金聲宇(キム・ソンウ)広報首席秘書官はこの日午前、「南シナ海海域は韓国の輸出貨物の30%、輸入エネルギーの90%が通過する重要な海上交通路であり、韓国にとって利害が大きい地域」だとし、「韓国はこの海域の平和と安定に影響するいかなる行動も自制するよう、国際会議などを通じて強く求めてきた」と述べた。
朴槿恵(パク・クネ)政権が進める米中間での「バランス外交」については韓国国内で意見が分かれているが、今回の報道にネットユーザーから寄せられたコメントは、「今回ばかりは米国を支持する」「地図を見ても中国の主張はこじつけだ」など、米国寄りの物がやや多い。
一方で、「対応を間違えたら、米国に捨てられるかもしれない」「軍艦を派遣した米国に平和的解決をと警告するなんて」「ひどい発言だ。ちゃんと中国を非難しないと」と大統領府の対応を不安視する声のほか、「韓国はついに中国側に立った」「中国の手下になった韓国を、今こそ日米が捨てる時だ」「韓国には口を出す権利はない。黙っていよう」などの声もあった。(翻訳・編集/和氣)
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