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23日、韓国で中国などの影響とされる深刻な大気汚染が続き、韓国のネットユーザーは悲痛な声を上げ、日本のネットユーザーは「中国に汚染物質除去装置を売り込めば」などと指摘している。写真は韓国・ソウル。
中国の影響？韓国で深刻な大気汚染＝韓国ネット「地獄」、日本ネット「中国とは一蓮托生」
http://www.recordchina.co.jp/a121785.html
2015年10月25日(日) 10時56分
2015年10月23日、韓国では、ここ1週間ほど全国的に大気汚染の深刻な状態が続いている。韓国メディアによると、韓国の大気汚染の5〜7割は中国など海外からの影響とされ、韓国のネットユーザーは「まさに地獄」などと嘆き、かつて大気汚染に悩まされた日本のネットユーザーは「中国に汚染物質除去装置を売り込めば」などと“助言”している。
韓国・マネートゥデイはこのほど、韓国全土が悩まされている深刻な大気汚染が今後も年単位で長期間続くことが予想され、韓国政府が効果的な対策を打ち出せないでいると伝えた。
ソウルなど一部地域では超微細粒子被害に関する注意報も発令されているが、これは大陸から張り出す高気圧の影響で韓国付近の大気が停滞し、中国から流入したり国内で発生したりした汚染物質が長時間とどまっているためだ。大気汚染は例年、中国で暖房用の石油・石炭使用が増える10月ごろから悪化する。
中国から飛来する汚染物質に実質的な対応が取られておらず、経済協力開発機構（OECD）によると、中国で発生する汚染物質は2030年まで現在の高濃度の水準が続くとされており、有効な対策を打ち出せなければ、韓国のつらい状況も今後15年続くことになるという。
これに韓国のネットユーザーからは、「最近の韓国の空を見上げると、まさに地獄。ここでどうやって生きていけばいいのか…」「中国に何も言えないなんて、無政府状態と変わらない」「助けて」などの悲痛なコメントが多数寄せられた。
中には「中国から補償を受けるべきだ」「中国の軍事パレード（9月3日に北京で行われた抗日戦勝記念行事）のときには少しすっきりしたけど、また冬の間じゅうこんな状態が続くのか」といった声も少なくなかった。
一方、一昔前、やはり大気汚染に苦しんだ日本のネットユーザーは「心配するな。中国に汚染物質除去装置を売り込めばよいじゃないか。中国の大気汚染も防げるし、韓国も助かる」「環境汚染は簡単な問題ではないよ。日本の対応に学べばよいのでしょうが、今のところ中国にそういう考えはないようだ」「中国からの流入よりも 国内発生の方が多いと思うよ」などと反応。
さらに「偏西風が憎らしいですね。中国や韓国で原発事故起きたら日本が危険なのは分かっているよね」「中国と一連托生（いちれんたくしょう）だね」などとも書き込んでいる。（編集/大隅）
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