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韓国、「超金持ち」中国人客への「性接待」横行!危険な業者が跋扈
http://biz-journal.jp/2015/10/post_12048.html
2015.10.22 取材・文=佐久間賢三 Business Journal
中国の国営放送局である中国中央電視台が今月12日、韓国・済州島のカジノを告発する番組を放送した。それによると、済州島のカジノはさまざまな優遇サービスを提供して中国人賭博客を呼び込んでおり、そのサービスの中には、無料往復航空券や無料ホテル宿泊、観光だけではなく、“お色気サービス”まで含まれているという。
韓国南部に浮かぶ済州島といえば、その温暖な気候から、「韓国のハワイ」とも呼ばれるリゾート地だ。しかし近年では、大型カジノが続々と開業しており、「韓国のラスベガス」としての側面もある。
輸出業の低迷が続くなか、カジノで外貨を獲得しようとする韓国が、特に力を入れているのが、中国人客の誘致だ。2007年から済州島に直接来る中国人に対してはビザ免除の処置を実施。その結果、今では済州島を訪れる観光客のほとんどが中国人になっている。中国中央電視台の報道によると、済州島に8カ所あるカジノを訪れる賭博客の約8割を中国人が占めているという。
そうなると当然、カジノ間での中国人客引き合戦が始まる。どのカジノも、あの手この手で中国人客を呼びこもうとしており、中でも巨額の賭け金で遊ぶ大金持ち、いわゆる「ハイローラー」を呼び込もうと必死になっている。
「ハイローラーに対して優遇サービスを提供することは、カジノの世界では普通のこと。アメリカのラスベガスでも、常連のハイローラーに対してホテル宿泊無料やプライベートジェットでの送り迎え、ファーストクラスの往復航空券など、“コンプ”と呼ばれるさまざまなサービスを提供しています。こういった客は一晩で数百万円どころか、数千万円をギャンブルで使ったりしますから、カジノ側にとっては、高額サービスを提供しても損はしません」(カジノ業界に精通する全国紙記者)
済州島のカジノの場合、無料航空チケットや無料ホテル宿泊、観光のほかに、10万元(約190万円)分のチップを交換するとマッサージサービスを1回受けることができ、20万元(約380万円)分のチップだと二流タレントまたはモデルの“サービス”を1回、50万元(約950万円)分のチップ交換ともなると、2泊3日24時間つきっきりのサービスが受けられるようになっているのだという。サービスの具体的内容については記述がないが、言わずもがなだろう。
■カジノと売春は切り離せない?
ただ、前出の全国紙記者は「そもそもカジノと売春はセット」と指摘する。
「ラスベガスにしろマカオにしろ、世界の名だたるカジノシティでは、周辺地域もしくは街中で売春業が公認されている。カジノによる景気刺激策を考える場合、買った客にいかに現地で金を落とさせるかがカギなので、売春業はなくてはならないといえます。日本もカジノ解禁を議論するなら、売春業の解禁についても同時に議論しなければならないでしょう」
また、済州島では中国人客を引っ張ってくるカジノエージェントたちも暗躍している。彼らは、新しい客を連れていくと、カジノ側から客のチップ交換額の1.6%がキックバックされる。また、客が負ければ負けるほどリベート額も増えてくる仕組みで、たとえば客が100万元(約1900万円)負けると、20万元(約380万円)ものリベートが、その客を連れてきたエージェントのもとに入ることとなる。
ただ、中国では高額の自国貨幣を自由に国外に持ち出すことができない。そこで、ハイローラー向けに、地下銀行を使って送金、換金する専門の業者も存在するという。
TPP妥結により、進展をみせると予測される日本のカジノ解禁だが、そのダークサイドについて、我々は十分に覚悟できているだろうか。
(取材・文=佐久間賢三)
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