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20日、韓国のセウォル号沈没事故で起訴され服役していた元乗組員の男性が1年6カ月の刑期を全うし出所した。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真はソウル中心部にあるセウォル号犠牲者の追悼施設。
事故から1年半、セウォル号元船員が刑期終え出所=韓国ネットから厳しい声「早過ぎる」「真実が明らかになればまた刑務所へ…」
http://www.recordchina.co.jp/a121540.html
2015年10月20日(火) 18時48分
2015年10月20日、昨年4月に起こったセウォル号沈没事故に関連し服役中の元乗組員15人のうち1人が、1年6カ月の刑期を終え出所した。韓国・中央日報が伝えた。
この日午前0時12分、韓国南部にある光州刑務所を出所したシンさん(34)を、家族3人が出迎えた。家族が用意した服と帽子を身に着けたシンさんは、刑務所の門を出る前にマスクで顔を隠し、待ち構えた取材記者の質問には答えず無言で家族の車に乗り込んだ。出所1時間前から待っていたシンさんの母親は、「(息子は)正式な乗務員ではなかった。私たちも(犠牲者と同様)、言葉に表せないくらい悔しい思いをした」と心境を語った。
シンさんは昨年4月16日の事故当時、船長ら他の乗組員と共に操舵室にとどまり乗客の退船措置を取らず304人を死亡させたとして起訴され、1審では懲役7年を宣告された。しかし2審では、事故前日に運航会社であった清海鎮(チョンヘジン)海運に入社した点を考慮され、懲役1年6カ月に減刑されていた。
同事故により服役中のセウォル号乗組員15人のうち、出所はシンさんが初めて。この後今月24日にも、懲役1年6カ月を言い渡された62歳の男性が出所予定だ。
この報道に、韓国のネットユーザーからは「(出所が)早過ぎる」「俗世を離れて、子どもたちの魂を一生慰めて生きるんだ」「死ぬまで悪夢に苦しむはず」など、非常に厳しい声が数多く寄せられている。この背景には、国民の間に真相がいまだに明らかにされていないとの思いがあるようで、「正義のために口を開け」「こいつを懲らしめれば何か真実が見えるはずだ」「真実が明らかになれば、また(刑務所に)入ることになる」といった声もあった。(翻訳・編集/和氣)
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