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北朝鮮、南北関係改善を訴え:建国67周年祝電 プーチン大統領1面に対し習主席は2面に掲載
http://www.asyura2.com/15/asia18/msg/594.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 9 月 13 日 03:35:51: Mo7ApAlflbQ6s
 


北朝鮮、南北関係改善を訴え

 【ソウル=小倉健太郎】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙である労働新聞は9日、建国67周年にあわせて掲載した社説で「今年を自主統一の大通路を切り開く一大転換の年」にすべきだとして南北関係の改善を呼びかけた。朝鮮中央放送の報道をラヂオプレスが伝えた。労働新聞は各国首脳の祝電のうち、ロシアのプーチン大統領を1面に掲載する一方で中国の習近平国家主席は2面に載せた。

[日経新聞9月10日朝刊P.7]

 

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コメント
 
1. 2015年9月13日 05:35:19 : HL0Tnh1ZXA
露朝VS中韓の構図がだんだん出来上がっていく。
歴史的には中韓連合が半島を支配して来た(朝は冷や飯)訳だが、今回は露という変数が入ったのでどう転ぶかは判らない。少なくともすんなり統一とは行かないだろう。素人予測では露の支援を受ける北朝鮮と中国の属国になった韓国と言う形で、当分固定されると思う。
今回は、日という変数なしで解を求めて欲しいものだ。

2. 2015年9月13日 12:37:04 : LY52bYZiZQ
〈月間平壌レポート 8月〉戦争前夜から一転、局面打開へ

8.24北南合意、急展開の朝鮮半島情勢

〖平壌発=金淑美〗日本による植民地支配からの解放70周年を迎えた8月は、戦争前夜の緊張状態から一転、北南高位当局者による劇的な合意妥結によって北南関係改善のための新たな転換点となった。

統一運動の求心力

13日から3日間の日程で行われた祖国解放70周年を記念する民族統一大会は、白頭山から平壌へと南下し、最終日の15日、板門店にたどり着いた。

世界各国の在外同胞代表らがともに歌い笑い、解放70年を祝った前日までの友好的な雰囲気はそこにはなく、張り詰めた空気が流れていた。軍事境界線を隔てた先には、米軍兵士やメディア関係者と思しき人々の姿も見え、参加者らは緊張した面持ちで前方を見据えていた。

白頭山で行われた自主統一大行進(8月13日)
白頭山で行われた自主統一大行進(8月13日)

大会中、参加者らは朝鮮国旗と統一旗を高く掲げながら、「祖国統一」「朝鮮は一つ」とシュプレヒコールを声高に繰り返した。日本や中国、ロシア、米国、カナダなど、世界各国の在外同胞らが一堂に会し、声を合わせる姿に、朝鮮が祖国統一運動の求心力であることを実感した。

在ロシア3世のシン・アンドレイさん(36)は、「解放70周年の節目に祖国を訪れることができて光栄だ。この記念すべき時に、こうして世界各国の在外同胞が祖国に集うことは、朝鮮民族の結束を強めるうえで、大きな意味を持つ。朝鮮民族が一つであることを実感した一方で、南の代表が参加していないことが残念でならない。南は北の呼びかけに応答し、統一運動に努力を傾けるべきだ」と話していた。今回が初めての祖国訪問だというアンドレイさん。祖国への思いや居住国における統一運動、同胞コミュニティについてなど、同世代としてアンドレイさんに聞きたいことは尽きなかったが、かれは朝鮮語を話せないため、通訳を介してしか話しをすることが出来ずもどかしかった。

一方、在日3世の青年たちは、行事の間行動を共にした在日1世らの姿に尊敬の念を表していた。

1世らは齢80を越える体で、白頭山の急な坂道を4qにわたって下り、板門店では照りつける日差しの中、微動だにせず直立不動のまま、「祖国統一」を叫び続けた。

「1世たちは統一への思いを身を削って見せてくれた。統一運動に身を投じてきた1世たちの意志と信念を我が物にしなければ」(朝青神奈川県本部 金戴旺委員長、33)

「『この一歩が祖国統一への道につながっている』、そう言って、杖をつき、体を支えられながら前進する1世たちの姿に、統一運動の歴史、重みを感じた。境界線に遮られ、この先へ進めないのが悔しい」(朝青中央 趙明真副委員長、34)

国・地域を超えた同胞たちの統一への様々な思いを織り交ぜながら、民族統一大会は幕を閉じた。

「祖国統一に実質的に寄与する活動について真剣に考え、実践していきたい」―。統一運動の担い手たちは、そう決意を固めていた。

異例ずくめの展開

8月15日を過ぎてから、朝鮮半島情勢は時々刻々と変化した。一触即発の軍事的衝突の危機から、北南高位当局者による北南合意妥結。対決と対話の間を行き来してきた、朝鮮半島70年の歴史を凝縮したような激動の展開だった。

北側が露骨な侵略戦争行為と見なす対北心理戦放送の再開(10日)に対し、朝鮮人民軍総参謀部は20日、「48時間以内に対北放送を中止しなければ軍事行動を開始する」という朝鮮人民軍総参謀部の「最後通牒」を送り、同日夜に開かれた朝鮮労働党中央軍事委員会の非常拡大会議では前線地域に「準戦時体制」を布告する最高司令官命令が下された。そして行われた高位級緊急接触。2対2で行われた会談は、双方の現体制下では最もハイレベルの顔ぶれによる会談となった。交渉は22日から24日まで約43時間続いた。終始、異例ずくめの展開をたどった会談だった。

平壌では一見普段と変わらない日常に見えても、交渉が長引くほど、人々は緊張感を募らせていた。「われわれは譲歩しない」「分断を断ち切るためには衝突は避けられない」「戦場に行くのもいとわない」。人々の口からは平然とそんな言葉たちが漏れた。人々の「覚悟」に、戦争と隣り合わせの暮らしを垣間見るようだった。

「異例」は会談後にも続いた。会談に出席した当事者らが相次いで会談について公的に発言し、さらに金正恩第1書記自らが党中央軍事委員会拡大会議で北南合意について言及した。これらは、南に合意の誠実な履行を促し、北南関係改善に向けた朝鮮の意志を内外に明確に示すものだろう。

また今回、米・南合同軍事演習のさなかで会談が行われ、合意に至った点において、小さくない意味を持つ。一触即発の危機の末にもたらされた合意は、6.15時代に示された民族自主の精神が、現在も有効であるという希望を与えてくれた。

(朝鮮新報)

http://chosonsinbo.com/jp/2015/09/20150911riyo-1/


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