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２０００円くらい大丈夫・・沖縄旅行の韓国人が感動体験、韓国ネットは「沖縄に行ってみたい」「温かい話をありがとう」
http://www.focus-asia.com/socioeconomy/photonews/427549/
2015年08月30日
昨年沖縄を訪れた韓国人観光客は前年比１９５％増となり、１９万１７００人が訪れたという。８月１０日、韓国メディア・旅行新聞が伝えている。２０１２年には格安航空のジンエアー、済州航空、ティーウェイ航空などが韓国主要空港から沖縄までの直航便を相次ぎ就航させ、韓国人観光客が急増した。沖縄観光コンベンションビューロー韓国事務所のプ・ヨンボム所長は、「今年はおよそ２８万３０００人の韓国人が沖縄を訪れるだろう」と予想している。
このような状況の中、この８月に沖縄を訪れた韓国人女性が「恥ずかしかったが、涙が出るほど感動した」というエピソードをブログに綴った。その内容は以下のようなものだ。
「８月に友人と二人で沖縄一周旅行に出かけた。一週間の滞在で、有名な観光地から、田舎の小さい村まで車で見て回った。旅行の最後の目的地は、沖縄本土の北部。ゲストハウスに泊ることにした。
南国の雰囲気が漂うゲストハウスは、部屋も清潔で、海が近く夏の休暇に完璧なところだった。特に朝食が素晴らしい。和食と洋食を日替わりで出してくれたが、洋食が気に入った。沖縄の豚を使用したベーコンの入ったサンドイッチに、スクランブルエッグ、沖縄の人参を使ったきれいなオレンジ色のスープ。食後にはドラゴンフルーツとマンゴー、カプチーノまで出してくれた。見た目もきれいで美味しい。贅沢な休暇だった。
ホテルではなかったので、実はあまり期待していなかったが、ホテル以上にいいサービスをしてくれた。ところが、最後の日に問題が起きた。友人は車を取りに行き、私はチェックアウトをした。２万２０００円の支払いなのに、財布に２万円しか入っていない。ここは田舎の村で、近くに歩いて行ける郵便局もコンビニもない。カードも使えない。恐る恐る事情を説明した。すると、ゲストハウスの主人は「２０００円くらい大丈夫」と言ってくれた。それだけではない。お金を持たずに外に出るのは危ないからと１０００円貸してくれた。自分の準備の足りなさが本当に恥ずかしかった。そして感動して涙が出そうだった。
友人と車を走らせて街に出て、やっと郵便局を見つけ、韓国の口座からお金を引き出し、３０００円を郵便局からゲストハウスに送って一件落着。
韓国から来た外国人、また来るかどうかも、お金を返すかどうかも分からない。それなのに、助けてくれたゲストハウスの主人に本当に感謝している」
この内容に対し、韓国のネットユーザーからは様々な意見が寄せられた。
「カッコイイ社長だね。旅行で現金の手持ちがなかったら、当惑しそう」
「沖縄に行ってみたい。そのゲストハウスの詳細を教えてほしい」
「食事もおいしそうだし、本当に心が広いオーナーだと思う」
「最高の経営者。温かい話をありがとう」
「沖縄はどこを見てもきれい。行ってみたい」
「お金はきちんと用意してから、行きましょう」
「日本は郵便局やコンビニで韓国の口座のお金を降ろせるから、便利」
「無事に解決できて、いい旅になってよかったね」
「日本人の気づかいには色々と勉強させられる」
（編集 ＭＪ）
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